森保Jの“冷や飯組”スコットランドFW古橋亨梧「1年ぶり代表復帰」にみる指揮官の意図

公開日: 更新日:

 スコットランドの絶対王者でプレーしている古橋は、4年目を迎えた欧州で150試合ほどの公式戦に出場し、通算79得点を挙げている。

 欧州5大リーグ(英プレミア、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)より格は落ちるが、フィジカル的にタフなスコットランドで武器である「鋭い俊敏性」と「高い決定力」を発揮。ゴールを量産し続けているにも関わらず、森保監督の評価は低かった。

「代表常連だった頃に古橋は、目を閉じてもゴールというシュートを何本か外したことがあり、森保監督としても<これまで十二分でチャンスを与えた><なのにモノに出来なかった>という判断が働き、それから招集外が当たり前になってしまったのかも知れません」(放送関係者)

「古橋を呼ばないたびに欧州メディアから<何点取れば呼ばれるのか?><モリヤス監督はストライカーを見る目があるのか?>といった論調の記事や書き込みも目立ちます。そういった雑音封じのために古橋を招集して封印しようとした……なんて意図は微塵もないでしょうか、今回久しぶりに招集して1分たりとも使われなかった--では、古橋自身の代表に対する忠誠心にもかかわってくる。W杯の最終予選というシビアな舞台ですが、古橋のプレーをぜひ見たいものです」とは前出の六川氏である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇