森保Jの“冷や飯組”スコットランドFW古橋亨梧「1年ぶり代表復帰」にみる指揮官の意図
JFA(日本サッカー協会)は6日、11月の2026年北中米W杯のアジア最終予選・敵地2連戦(15日のインドネシア戦=ジャカルタ、19日の中国戦=アモイ)の代表メンバー27人を発表した。
英プレミアでプレーするMF遠藤航(31)やFW三笘薫(27)、フランスで存在感を増しているFW伊東純也(31)、得点力アップのスペインFW久保建英(23)ら主軸が順当に選ばれた。
そんな中、ケガで戦線を離脱したオランダのFW上田綺世(26)の穴埋めに「スコットランドで何点取っても代表に呼ばれない」と言われていたFW古橋亨梧(29)の約1年ぶりの代表復帰が目を引いた。
元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう解説する。
「森保監督は<FW上田の代役ではない><チームを勝たせられる選手><呼ぶべき選手として選んだ>と選出理由を話したが、古橋とMF旗手怜央(26)、FW前田大然(27)のセルティック3人衆は試合に使われる前田、呼ばれても出番のない旗手、そして招集外の古橋というパターンに固定化されていた。11月ラウンドで古橋がプレーするイメージは正直湧きませんが、仮に5分や10分の出場機会でも目に見える結果=ゴールを決めないと2度と呼ばれることはないと見ています。古橋の立ち位置は<最後の追試>と言ってもいい」