竹田麗央は「外国人キャディー」と組んで大正解!海外参戦経験プロが語るこれだけのメリット
【ヒルトン・グランド・バケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ】第2日
竹田麗央(21)の米ツアーメンバーになってのデビュー戦初日は2アンダーの4位発進。スポーツ界や各界のセレブと回る今大会で、この日は元メジャー左腕のマーク・マルダーと回り、「大谷(翔平)を知ってますか?」と勇気を出して不慣れな英語で話しかけたと明かした。
英語は勉強中で、普段の会話では携帯の翻訳機能を使うこともあるそうだが、今年から米国に主戦場を移してビッグタイトルを狙う決断をしたからには、いつまでも携帯に頼っているわけにはいかない。それは本人が一番わかっていること。新たにコンビを組むことになったキャディーはオーストラリア人で日本語も話せるが、早く英語を覚えるために「会話は英語で」とお願いしたという。
「外国人キャディーと契約したのは大正解ですよ」というのは、欧州シニアツアーに参戦経験がある並木俊明プロだ。
「外国人のキャディーを使うメリットは英語を覚えられるだけではない。報道によれば、今回のキャディーは以前にチョン・インジ(韓国)らとコンビを組んでいたベテランというから、経験豊富。池に入れたときなど、ルールがわからないときに競技委員を呼ぶなど、迅速に対応してくれるでしょう。雨や雷で試合が中断すれば、再開する時間なども早くわかる。また、試合が終わった後に食事をするところや車の手配なども心配ないでしょう。ツアー1年目で生活の面でも多々の不安があると思うが、ストレスはかなり軽減されるはずです」