なでしこ 格下コロンビアと「物足りない」ドロー決着…それでも光った途中出場DFの強心臓

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 なでしこジャパン初の外国人指揮官であるニルス・ニールセン監督が、国内初お目見えとなった6日のコロンビア戦の後に「ベストでも最低でもなかった」とコメントしていた。確かに、「良くもなかった。でも、悪くもなかった。ちょうど中間くらい」と評したい試合内容だった。

 もちろんシュートを13本放ち、相手をシュート1本に抑えながら、終了間際のPKによる1点しか奪えず、1-1のドロー決着というのは「物足りない」のひと言に尽きるが--。

 なでしこが世界ランク5位。対するコロンビアは21位。3月に米国で開催されたシービリーブス杯でも顔を合わせ、4ー1で快勝している。

 試合自体は予想通りの展開。なでしこが攻守ともにペースを掌握した。 守備は、国際Aマッチ159試合のベテランDF熊谷(34)を中心に大きな破綻を見せることなく、安心して見ていられた。

 中盤では、背番号10のMF長野(26)がボランチの位置で守備的な役割を過不足なくこなし、主軸MFの長谷川(28)が自在にポジションを替えながら、攻め上がってフィニッシュに絡んだり、多彩な攻撃バリエーションを披露した。

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