森友学園
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雅子さんを傷つけた 財務局職員「理解してますか」の一言
「赤木さん、弁護士さんの話をすべて理解しているということでよろしいですか?」 赤木さんとは、財務省近畿財務局の公文書改ざん事件で職員だった夫を亡くした赤木雅子さん。夫の死を巡り国などを相手に裁判を起こし、近畿財務局に個人情報開...
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法廷で訴えた、夫のことを知ることができないという苦しみ
「本屋さんの前を歩いてると、私くらいの年齢の女性が『私は真実が知りたい』を手に取ってクルッとひっくり返して真剣に裏表紙を見てくださってました」 こんなLINEが赤木雅子さんから届いた。 公文書改ざんを巡り命を絶った財務...
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赤木雅子さん 安倍首相らの絵に「黒目」描かなかった理由
「これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」――。手書きの遺書に、こう書き残して亡くなった赤木俊夫さん(享年54)。森友学園への国有地売却をめぐる公文書の改ざんを命じられ、心身を壊し、自ら命を絶った。なぜ夫がそ...
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赤木雅子さん初弁論で意見陳述「私は真実が知りたいです」
表題の雅子さんは雅子皇后ではない。一人は赤木雅子さん。森友学園への国有地値引きに関する公文書の改ざんを上司に迫られ命を絶った、財務省近畿財務局の赤木俊夫さんの妻。真相解明を目指し国などを提訴した。国が被告の裁判は法務大臣が代表者とな...
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森友問題 佐川元局長の再度の証人喚問を求める13万人分の署名提出
学校法人森友学園(大阪市)への国有地売却と財務省の公文書改竄問題で、「森友学園問題を考える会」が呼び掛けていた佐川宣寿・元財務省理財局長の再度の国会証人喚問を求める署名が13万筆集まり、同会は15日、野党4党による森友問題の再検証チ...
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手のひら返し安倍首相 “官邸の守護神”黒川弘務氏切り捨て
逃げ込んだ先は“応援団”のもとだった。検察庁法改正案で猛批判を浴びている安倍首相。弁解の機会を与えられると、“官邸の守護神”を厚遇した全責任を法務省になすりつけた。この手の平返しは“あの人”を切り捨てた時と同じだ。 ◇ ...
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“官邸の守護神”黒川検事長の黒歴史 安倍官邸擁護に暗躍8年
コロナ禍のさなか、政府与党がシレッと成立を狙う検察庁法改正案に批判が集中している。安倍政権の目的は、検察トップの検事総長に“官邸の守護神”を据えること。数日間で600万~700万件に上る抗議ツイートが投稿されているが、守護神の“黒歴...
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「官邸官僚」の嘘と罪 ゲーム感覚で権力振るうモンスター
「権力行使は謙抑的に」という言葉。権力者への戒めだが、安倍晋三総理は、これとは逆に、自分が持つ権力は「限界まで」使う。 例えば、集団的自衛権を違憲だとする内閣法制局長官をクビにして、自分に協力する官僚にすげ替えた。法制局長官は...
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安倍政権に分断されマスコミが自壊…そして深刻な副作用
3月18日、森友学園事件で、公文書改ざんを強要され、後に自死した近畿財務局元職員の遺書と手記が公表され、改ざんの真相が詳細に明らかになった。安倍政権を揺るがす事態だ。しかし、多くの新聞・テレビの扱いは抑制的で、その後1週間でコロナ騒...
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赤木俊夫さん手記の衝撃 このままでは悲劇は繰り返される
故赤木俊夫氏の「手記」の衝撃は筆舌に尽くしがたい。読んで涙が止まらなかったという声は多い。私は、特に官僚制度が崩壊している現実に衝撃を受けた。「手記」によると、財務省理財局長だった佐川宣寿氏から近畿財務局に公文書の改ざんが命じられ、...
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赤木さんの妻激怒 安倍首相「不誠実答弁」繰り返す罪深さ
「すごく残念で、悲しく、また怒りに震えています。夫の遺志が完全にないがしろにされていることが許せません」 森友学園をめぐる公文書改ざんを苦に自殺した近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻が23日、2度にわたりコメントを発表した。 ...
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森友問題で自殺職員が名指し 財務官僚「全員栄転」の仰天
森友問題を巡り公文書改ざんを強要され、自殺に追い込まれた財務省職員、赤木俊夫さん(享年54)が残した「手記」が永田町を揺るがしている。特に火がつきそうなのは、赤木さんが名指しで批判した財務官僚が、シレッと「栄転」を果たしていることだ...
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森友文書改ざん 財務省“死人に口なし”で疑惑再燃潰しの卑
森友学園を巡る公文書改ざん問題で、2年前に自殺した財務省職員・赤木俊夫さん(享年54)の妻が18日、国と佐川宣寿元国税庁長官を提訴した。同日発売の「週刊文春」では赤木さんの遺書や、決裁文書の改ざんは「すべて、佐川局長の指示です」と書...
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森友問題で自殺の財務省職員手記「許せないリスト」の中身
森友問題をめぐる財務省の公文書改ざん事件は、本省から改ざんを強要された職員の自殺を招いた。事件発覚から2年、自殺した同省近畿財務局管財部の上席国有財産管理官だった赤木俊夫さん(享年54)の遺族が18日発売の「週刊文春」に、彼が死の直...
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籠池泰典氏「全面無罪でいきます」控訴後の単独取材に名言
「ベリーグッド! おいしいわ、ここ」 声を上げたのは森友学園の籠池泰典前理事長。横にはむろん妻の諄子さん。注目を集めた補助金詐欺事件の1審判決から数日後の昼下がり。近所の人に教わった喫茶店で手作りのケーキをほおばった籠池氏の第...
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長女の陳述に「かわいそうな思いさせた」と諄子夫人が号泣
諄子さんが法廷で声を震わせハンカチで顔を覆って号泣した! 12日の証人は籠池町浪さん。夫妻の長女で、泰典さんの後を継ぎ森友学園の理事長を務めている。保釈の条件で、夫妻は町浪さんと会うことができない。堀木博司検事が町浪さんを尋...
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“黒塗り違法”判決にもダンマリ…財務省の呆れた隠ぺい体質
森友学園が計画していた小学校の設立趣意書の開示を巡る裁判。大阪地裁が14日下したのは、国に賠償を命じる判決だった。判決に至る経緯は、ざっと次のようなものだ。 一昨年5月、神戸学院大教授の上脇博之氏が設立趣意書などの公開を財務...
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官邸の暗躍と官僚の忖度…諸悪の起点は2015年になぜ集中
毎月勤労統計の“アベノミクス偽装”は、国会に招致された関係者の発言で事実が明らかになればなるほど、安倍首相や首相秘書官らによって政策が歪められていった「森友・加計疑惑」と同じ構図に驚く。 安倍官邸の暗躍と、それを受けた官僚の...
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安倍政権で焼け野原 現実を認めなければ反撃の機会を失う
四半世紀ぶりに黒沢明監督の映画「夢」を見た。そのワンシーン。敗戦後、復員した陸軍将校の前に戦死した小隊の亡霊が現れる。彼らは自分たちが死んでいることを理解できずに彷徨しているのだ。元日本兵の横井庄一は、敗戦の事実を知らずにグアム島に...
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“獄中手記”で暴露 籠池夫人が明かした森友問題の核心部分
国民の8割超がいまだ納得していない森友学園問題。籠池泰典前理事長の妻・諄子氏が17日、手記「許せないを許してみる 籠池のおかん『300日』本音獄中記」(双葉社)を刊行する。大阪拘置所の独房から弁護士に送り続けた手紙の一部が基となって...
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やはり怪しい加計獣医学部「図書館」資産水増しや粉飾疑惑
新内閣が発足しようが、しまいが、まだまだ終わらない加計学園の獣医学部問題で、今度は「図書館戦争」が勃発した。 「今治加計獣医学部問題を考える会」の黒川敦彦共同代表によると、学園が文科省に提出した獣医学部新設の計画書では9928...
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NHKと大阪日日新聞…どっちが本物のメディアかは明白だ
「組織内部のことは分かりませんが、森友事件で私が特ダネニュースを出した後に報道局幹部が激怒したことは事実です」(相沢冬樹元NHK・大阪日日新聞記者) これは、9月28日の大阪日日新聞、「相沢記者が語る『森友事件の本質』と『移籍...