プーチン大統領
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“血統書付き”の側近ナルイシキン長官 ピョートル大帝の血を引くとも
ロシアがウクライナに戦争を仕掛ける3日前、プーチン大統領の「御前会議」でいじられる様子が世界に放映されてしまったセルゲイ・ナルイシキン長官。米国で中央情報局(CIA)に当たる対外情報局(SVR)トップだ。要職を歴任し、プーチンが後継...
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プーチン大統領「ご機嫌取りミエミエ」の茶番 白衣姿で負傷兵お見舞いショー
ロシアのプーチン大統領は25日、モスクワ市内の陸軍病院を訪れ、ウクライナでの軍事作戦で負傷したロシア軍兵士を見舞った。ロシア大統領府が公表した。 公表された映像によると、ショイグ国防相とともに白衣を着て病室に入ったプーチン大...
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SVR長官ナルイシキンは「元スパイ」 “いじられた側近”は大統領候補のひとり
「ヤー、ヤー」 プーチン大統領の前で、ロシア語で「私は、私は……」と答えに窮する側近。2月下旬、ウクライナ侵攻開始に先立つ「御前会議」の映像が全世界に流れ、不名誉にも一躍有名となったのは、対外情報局(SVR)のセルゲイ・ナルイ...
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プーチン大統領だけでなくバイデン大統領も危険な指導者か
アメリカの大統領を精神分析すると、①業績志向②権力志向③愛情志向の3種類に分かれると、かつて精神分析医が論じたことがある。大統領の個人史を見た上で、さらに選挙運動での演説草稿、演説内容などを多角的に分析したのである。この3種の傾向は...
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プーチン大統領の“忠臣”ショイグ国防相は遊牧民の血、母はウクライナ人
ロシア国防相セルゲイ・クジュゲトビッチ・ショイグ。ウクライナ侵攻で、プーチン大統領の右腕となって戦争を指揮している男だ。「元スパイ」の陰に隠れてなじみが薄かったところ、名前を聞く機会が多くなった。 そのミドルネームから分かる...
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ロシア軍は戦力“ジリ貧”で停戦渇望か 交渉団代表「対話を続ける用意」発言の意味深
ロシア軍がウクライナに軍事侵攻を開始してから24日で3カ月。欧米からの武器供与で“戦力充実”のウクライナ軍とは対照的に、ロシア軍の戦力はジリ貧だ。今後、劣勢に立たされる見方もあり、プーチン大統領が「停戦」を渇望している可能性が出てき...
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重病説のプーチン大統領が6.12「ロシアの日」に作戦終了か…後継候補に36歳の“危険な男”
進退を考えているのか。ロシアのプーチン大統領(69)に重病説が浮上する中、ある人物が後継候補として注目されている。36歳という若さながら、大統領府の局長を務めるドミトリー・コバリョフなる人物だ。話題になったのは、5月9日の「対独戦勝...
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ウクライナ侵略のキーマン ショイグ国防相は目立ちたがらない側近中の側近
ロシアのウクライナ軍事侵攻について、もう何日たったか忘れるほど報道が続いた。「ショイグ」という名前は聞き慣れたに違いない。世界第2位を自負するロシア軍の責任者、セルゲイ・ショイグ国防相だ。21世紀の侵略戦争を遂行するに当たり、指導者...
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プーチン大統領「老兵&障害者」まで戦場投入の非情…ロシアの兵士不足が深刻に
ロシア軍によるウクライナ侵攻開始からまもなく3カ月。想定外の長期戦で死傷兵や従軍拒否が増え、ロシア軍の兵士不足が深刻になっている。プーチン大統領は年配者や障害者まで戦場に送り、戦争を続けるつもりだ。政権を支えるエリート層は我慢の限界...
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ロシア国防相がプーチン大統領に「マリウポリ完全制圧」報告 今度は東部ドンバスで無差別攻撃
ロシアのショイグ国防相は20日、プーチン大統領に「ロシア軍がウクライナ南東部マリウポリとアゾフスタル製鉄所を完全に解放し、作戦は終了した」と報告した。 これに対して、英国防省の20日付の戦況報告は、ロシア軍はマリウポリの完全...
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女性リーダーが活躍できない日本は世界に後れを取っている
プーチンの思考回路は20世紀のままらしい。手前勝手な理屈をもとに力で他国の主権を踏みにじるさまは、かつてのヒトラーを思わせる。時代錯誤も甚だしい。彼がよりどころとする武力による統治は、すでに過去の遺物となりつつある男性優位、マッチョ...
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あの国営放送が“プーチン戦争”批判を展開!ロシアでいま起こっていること
いよいよロシア国内で表立った造反の動きが出てきた──。ロシア軍が苦戦し、ウクライナ侵攻の行く末が見通せないこともあって、有力者や政権内部からの批判を、国営放送が公然と放送し始めている。もう誰もプーチン大統領についていけないということ...
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プーチン大統領の最側近で軍参謀総長「行方不明」報道の不気味…粛清かケガ療養か
ウクライナ侵攻を続けるロシア軍にまた異変だ。ショイグ国防相に続き、ゲラシモフ参謀総長が行方不明に……。プーチン大統領の周囲で何が起きているのか。 プーチン体制のツートップとして、常に大統領の両脇を固め、“助さん・格さん”のよ...
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プーチン大統領哀れ四面楚歌…北欧2カ国NATO加盟に余裕の笑みも軍事同盟国が“仲間割れ”
もう誰も付いていけない──。ロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」の首脳会議が16日、モスクワで開催され、ロシアの他、ベラルーシやアルメニアなど加盟6カ国の首脳が集った。 目下の懸案事項は北欧2カ国のNAT...
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ロシア国内で「万引き急増」のナゼ…ウクライナ侵攻後に多発、買い物カゴごと盗む大胆さ
「プーチンの戦争」に嫌気が差しているのか、ロシア国内のスーパーや食料品店で万引が急増している。 ロシアの独立系経済紙RBC(15日付)によると、食料品や衣料品などを扱う店を対象に、小売業と連携する顔認証システム開発会社の盗難検...
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プーチン劣勢をどう読むか 戦時下報道だけにヌカ喜びは禁物
「ウクライナ反撃で1000以上の集落を解放」「東部の川を渡ろうとしていたロシア軍の70以上の戦車などの破壊に成功」「ロシア軍北東部にある第2の都市ハルキウから完全撤退か」──。まるで戦争当事国のような情報の渦だ。 16日も日本...
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旧ソ連同盟国から距離置かれロシア孤立…CSTO首脳会談でウクライナ侵攻議論せず
フィンランドに続き、スウェーデンもNATO(北大西洋条約機構)への加盟申請を表明し、心中穏やかでないプーチン大統領。頼みの同盟国からも距離を置かれ、窮地に陥っている。 ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、タジキスタン...
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プーチン追放クーデター進行か…ウクライナ軍が目指すロシア軍“8.24完全撤退”の可能性
ロシア軍のウクライナ侵攻が、近く重大局面を迎えそうだ。英国防省は15日、「ウクライナ東部ドンバス地方でロシア軍が勢いを失っている」との分析結果を公表。ドンバス地方からロシア軍が撤退を始めたという情報もある。一方、ロシア国内ではプーチ...
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プーチン大統領は余命数カ月?「血液のがん」説浮上とロシア側「憶測無視せよ」通達の深刻度
プーチン大統領が「血液のがん」にむしばまれている可能性が浮上している。近々、手術を受けるとの情報も流れている。マッチョなイメージを売りにしてきたプーチン大統領に一体、何が起きているのか。 複数の欧米メディアによると、プーチン...
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ロシア兵は戦地で家電漁り兵器補修…食洗機や冷蔵庫の“軍事転用”で見えた苦戦ぶり
ウクライナ東部の制圧に苦戦しているロシア軍。プーチン大統領は長期戦を覚悟しているといわれるが、最前線で戦う軍の装備は耐えられるのか。ロシア兵たちは現地で「家電」を漁って、半導体を軍事転用しながら、「プーチンの戦争」に付き合わされてい...
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ロシア軍によるウクライナ攻略の色分け地図はもう見ないことに決めた
陳腐なロシアの戦勝記念パレード。専制のおぞましさに身震いした。戦地に行かされたロシア兵らはあれを見て武者震いでもしたんだろうか。どれほどの国民があのパレードに感動したんだろうか。「祖国を守る軍事行動だ」と詭弁を使ったが、あの独裁者は...
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ロシア大統領府が新金本位制の復活を検討 導入ならどんな仕組みに?
現在、金(ゴールド)価格が上昇している中、ロシアで金本位制の復活を検討しているとの報道がありました。 金本位制とは国が保有する金と同価値の紙幣を発行する制度です。中央銀行が発行した紙幣と同価値の金を保管し、いつでも金と紙幣を...
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プーチン政権崩壊の兆し国内外で加速 南オセチア大統領選で親ロシア派現職が衝撃の敗北
プーチン大統領は大きなショックを受けたに違いない。旧ソ連構成国「ジョージア」の親ロ派地域の住民や、政府系メディアの記者たちから相次いで「No」を突き付けられ、政権崩壊の兆しが現れつつある。戦争継続に固執する“皇帝”の孤立は深まる一方...
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ポピュリスト「キャラ」がかぶる反体制派指導者ナワリヌイに容赦なし
年を取り、近年は「おじいちゃん」らしい笑顔を見せることもあったロシアのプーチン大統領。2018年に通算4期目に入ると、自身のレームダック(死に体)化を恐れてか、強硬姿勢が目立つようになった。14年のクリミア半島併合などに源流を発する...
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ウクライナ問題で悪いのはプーチン大統領だけなのだろうか?
少し前、地方で食事をした。日本酒の器にウクライナの国旗が張り付けてある。給仕は「売り上げの一部はウクライナ支援に寄付します」と得意げに話していた。今、日本国内の雰囲気は「悪いのはプーチン」「かわいそうなウクライナ」という論評一色であ...
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ロシア国内のプロパガンダに異変…苦し紛れの“国家総動員”で露呈したロ軍のキュウキュウぶり
ロシア国内のプロパガンダに異変が生じている。プーチン大統領がウクライナ戦争の長期化に向け準備しているとささやかれる中、ロシア軍の苦境は拭い難いようだ。 ウクライナ国防省情報総局は10日、ロシア国内のプロパガンダについて〈ロシ...
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忌み嫌う政敵はウクライナにルーツ 一般住民の「ナワリヌイさん」も銃殺
「ナワリヌイ死亡」。この名の反体制派指導者を知る人なら、思わず「えっ」と声を上げてしまうようなニュースが4月中旬、ロシアによるウクライナ侵攻のさなかに流れた。アレクセイ・ナワリヌイといえば、プーチン大統領自身、その名を絶対口に出さない...
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ロシアの知事5人が異例の同日辞任!「プーチン降ろし」地方から伝播、ソ連崩壊と酷似してきた
地方から“プーチン降ろし”が広がるのか──。ロシアのニュース専門放送局「RT」(旧称ロシア・トゥデイ)は10日、ロシア国内の5人の知事が一斉に辞任したと報じた。9日の対独戦勝記念日にプーチン大統領がウクライナ侵攻の正当性を熱弁した翌...
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「21世紀にこんなことが…」マリウポリ“制圧”の日に届いた訃報
いつかこんな「暗い日」が訪れるとは覚悟していた。特派員として過去、駐在していたモスクワとキエフ(キーウ)の間を何度も行き来し、ウクライナの知人・友人は数知れず、妹のように面倒を見た親友までいる。「幸い」という言葉でいいのか、2月下旬...
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戦争報道とはこんなもの ロシア専門家の見立ては大外れ
「やむを得ない、唯一の正しい決断だった」──。ウクライナ侵攻を正当化したものの、欧米で臆測が浮上していた「戦争宣言」はなかった。 戦況停滞の中で迎えた9日のロシアの対独戦勝記念日の式典。国民統合を象徴する一大イベントで、プーチ...