プーチン大統領
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ウクライナ侵攻11カ月、ロシア正教とも亀裂か…ますます怪しいプーチン氏の精神状態
「プーチンの戦争」が始まってから11カ月が過ぎた。ウクライナのゼレンスキー大統領は徹底抗戦の構えを崩しておらず、無謀な侵略に終止符を打てるのはロシアのプーチン大統領にほかならない。だが、その精神状態はいよいよ危ぶまれている。 ...
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今日から通常国会 野党に問われる歴史の分岐点の覚悟と力量
何をトチ狂っているのか。岸田首相がウクライナの首都キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と首脳会談を行う方向で検討に入った。22日付の読売新聞が1面トップで報じた。 記事によると、2月中の訪問を目指し、戦況を見極めた上で最終判断...
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プーチン大統領まさかの追放も…泥沼ウクライナ侵攻で激化するクレムリンの権力闘争
ウクライナの要人を乗せた非常事態庁のヘリコプターがキーウ近郊で墜落、モナスティルスキー内相ら16人が死亡するまさかの出来事に衝撃が広がっている。ヘリは前線へ向かう途中だったが、現場付近でロシア軍による攻撃はなかったという。墜落原因は...
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ロシア軍また総司令官交代の異常事態…“戦犯”ゲラシモフ任命に透けるポスト・プーチン争い
ロシアのウクライナ侵攻開始から間もなく11カ月。クレムリンで不穏な動きだ。ショイグ国防相がロシア軍のゲラシモフ参謀総長を「特別軍事作戦」の総司令官に任命。昨年10月に着任した航空宇宙軍のスロビキン氏は降格し、副司令官の一人になった。...
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プーチン大統領はやはり「がん」? ウクライナ国防省「死期は近い」明言で体調悪化説が再燃
かなり深刻なのか。プーチン大統領の体調悪化説が再燃している。 ウクライナ国防省の情報機関トップ、ブダノフ情報局長が4日までに、米ABCテレビのインタビューに答え、プーチン大統領の健康状態について「がんを患っている」「死期は近...
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プーチン大統領 小型核使用で“強制終了”の最悪シナリオ…年明けに首都キーウ猛攻撃か
本気なのか、虚勢なのか──。ウクライナ戦争をめぐり、ロシアのプーチン大統領が年明け、ウクライナの首都キーウに再侵攻するとの見方が出てきた。 英紙ガーディアン(15日付)によると、同紙のインタビューに応じたウクライナのレズニコ...
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ロシア文学者・亀山郁夫氏「ウクライナ侵攻の出発点はソチ五輪にあった」
今年2022年は、世界秩序の転換点となった節目の年として後世の歴史に記されることになるのだろうか。プーチン大統領のロシアによる隣国ウクライナへの侵攻は、10カ月が経過し、出口の見えない泥沼化の様相にある。この問題を「プーチン=悪」だ...
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ロシアが「産めよ増やせよ」政策に号令? 若者の国外脱出と労働力減少が深刻化
ウクライナに侵攻中のロシアで少子化への懸念が噴出している。 ロシア国営メディアによると、8日までの2日間の日程で、公衆衛生に関する国際会議がモスクワ市内で開催された。参加したのは、連邦を構成する各地の保健当局トップだ。 ...
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プーチンの“秘密の愛人”カバエワさんが公の場に登場 整形手術の噂も「顔がエレガントに」
この女性が誰なのか、すぐに言い当てられる方は大変なロシア通のはずである。何を隠そう、ウラジーミル・プーチン大統領(70)の愛人といわれている女性だからだ。普段はめったに公の場に出てこないが、この日は体操トレーニングセンターが新設され...
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ウクライナ戦争でロシアの「完全敗北」がなくなった背景
ウクライナ戦争を「ウクライナ軍対ロシア軍の戦い」と見なすと本質を見失う。確かにロシア軍と戦っているのはウクライナ軍である。だが、この兵器は自前のものではない。ほとんどは米国が提供するものである。 米国提供の対戦車ミサイルや対...
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ロシア軍とプーチン大統領の溝 核兵器使用を抑えられるのだろうか
西側諸国では10月、ロシアのウクライナへの核兵器利用への言及が続いた。米国のバイデン大統領は6日、「キューバ危機以来の核兵器の脅威」「戦術核兵器を安易に使ってアルマゲドン(世界最終戦争)にならずに済むとは思えない」と述べていた。 ...
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ウクライナ・ヘルソン州で親ロ派の行政府NO.2が「交通事故死」か
ロシア国営メディアは9日夕(日本時間同日夜)、プーチン政権が「併合」したウクライナ南部ヘルソン州で「副知事」を名乗り占領政策に協力してきた親ロシア派政治家キリル・ストレモウソフ氏(45)が「交通事故死した」と報じた。詳しい状況は明ら...
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ロシアが穀物合意の再開に条件 軍港攻撃の調査と「軍事使用しない」保証要求
世界的な食料危機への懸念が強まるなか、ロシアのプーチン大統領は1日、トルコのエルドアン大統領と電話で会談し、ロシアが一方的にウクライナ産穀物輸出合意の履行停止を表明したことについて協議した。 プーチンはこの中で、クリミア半島...
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新聞・放送の記者は公式発言をフォローする取り組みに消極的だが…CIAの仕事の9割は首脳発言の分析
10月11日に報じられたCNNのバイデン米大統領の独占インタビュー。「プーチン氏が何を考えているのかはわからないが、彼は(ロシア軍は)ウクライナから撤退できる。そして恐らく彼は権力の座にとどまれる。『ウクライナ侵攻の目的を達した。ロ...
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ロシアが「ウクライナ“汚い爆弾”使用の恐れ」としつこく喧伝…お粗末すぎる偽装工作だった
世界中が総スカンだ。放射性廃棄物をまき散らす“汚い爆弾”をめぐり、ロシアが「ウクライナによる使用の恐れ」を、しつこく触れ回っている。 ロシアのショイグ国防相は23日、アメリカの国防長官、イギリス、フランス、トルコの国防相と相...
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外交評論家・河東哲夫氏が読むロシアの行く末 「プーチン大統領はシロビキに引導を渡される」
ロシアがウクライナへ軍事侵攻してから約8カ月が経ち、ウクライナ戦争はドロ沼の様相を呈している。クリミア大橋が爆破され、プーチン大統領は報復措置としてウクライナ全土をミサイル攻撃。市民が以前の生活を取り戻しつつあった首都キーウを再び恐...
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ウクライナへの核兵器攻撃の可能性に言及したプーチン大統領の狙い
日本は1945年8月6日に広島、同9日に長崎の両市に原爆が投下された。なぜ投下されたのか。 米国は日本の降伏を目指したが、日本は本土決戦を目指していた。本土決戦になれば大量の米兵が亡くなる。それを避けるためというのが、今日、...
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ロシア国内で横行する「動員逃れ狩り」の惨状…狙いは“反プーチン”取り締まりか
ロシアのプーチン大統領が発令した部分動員令をキッカケに、ずさんな動員実態が浮き彫りになっている。対象外の高齢者や重病患者などに招集令状が届く事態を受け、プーチン大統領は「全ての誤りを正すべきだ」と表向き是正を求めたが、実際は改善どこ...
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プーチン大統領が仕掛ける真冬の“極寒責め”…ミサイル大攻撃でインフラ破壊、ウ国民を苦しめる
完全に市民を狙い撃ちしている。 ロシア軍がウクライナ全土に実行した10~11日の一斉攻撃では、80発以上のミサイルが撃ち込まれ120人以上が死傷した。22カ所の発電所が狙われ、少なくとも300居住区で停電が発生。電力施設の破...
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悪夢のような報復連鎖 狂ったプーチンに世界はどう出る
このまま報復の連鎖で泥沼化となるのか。 8日に起きたロシア本土とクリミア半島を結ぶ「クリミア大橋」の爆破。これをウクライナによる「テロ」と決めつけたロシアのプーチン大統領がウクライナ全土を攻撃し、欧米が一斉に非難した。G7は...
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激怒のプーチン大統領が「報復」開始 ウクライナ首都キーウは開戦直後のような雰囲気
一気に緊張感が高まっている。ロシア軍が10日、ウクライナ全土をミサイルで一斉攻撃した。 ウクライナ非常事態庁によると、少なくとも全土で11人が死亡、64人が負傷したという。プーチン大統領は安全保障会議で、クリミア半島とロシア...
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ノーベル平和賞も「反プーチン」の面々が受賞…ロシア内外でいよいよ狭まる包囲網
混迷を極めるウクライナ侵略を巡り、バイデン米大統領が「キューバ危機以来、われわれは初めて核兵器使用の直接の脅威に直面している」と牽制を強めた直後、例年以上に政治性の強いノーベル平和賞の授与が決まった。 プーチン大統領が70歳...
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NATO対ロシアの核戦争の瀬戸際…投資家は「現金の保有」を大きく増やしている
1914年7月、オーストリアがドイツに支持されてセルビアに宣戦、セルビアを支援するロシアは総動員令を発して対抗、第1次世界大戦の戦端が開かれた。38年にはドイツがオーストリアを併合、チェコスロバキアのズデーテン地方併合を経て、イギリ...
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ウクライナの東・南部4州併合で自ら退路を断ったプーチン大統領
ロシアのプーチン大統領は9月30日、ウクライナの東・南部4州を併合する演説を行い、各州の代表と併合の文書に署名した。 留意しなければならないのは、この併合はロシアが攻め入り、有利な状況の下で行ったのではない。米国の巨大な軍事...
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ロシア下院議員が激怒! 「軍服150万人分消失」の怪事件はクーデターの予兆か
弱り目にたたり目だ。ウクライナ戦争で苦戦を強いられているプーチン大統領の足元で“怪事件”が発生。ナント、招集兵に用意していた軍服150万人分が消えたというのだ。 モスクワ・タイムズ(電子版3日付)によると、ロシア下院議員で元...
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米バイデン大統領の国連演説から読み解く 露プーチン大統領への痛烈メッセージ
プーチン露大統領の「新たに予備役30万人動員令へ」が大きく報じられている。ウクライナ軍が被占領地の一部を奪還するなど攻勢を強めているとの報道と相まって、ロシアの強硬な姿勢に警戒するという論調だ。30万人は自衛隊の総員数をはるかに上回...
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印ロ首脳会談でモディ首相が口にした「戦争の時ではない」の意味
インドのモディ首相とロシアのプーチン大統領が、ウズベキスタンのサマルカンドで開かれた上海協力機構首脳会議後に会談。モディ首相は「今は戦争している場合ではない」「解決策を見つけないといけない」と発言した。 「戦争の時ではない」と...
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プーチンついに“最後のカード”切った…「30万人動員令」に透けるロシアの焦り
とうとう「動員令」である。 ロシアのプーチン大統領が21日に放映されたテレビ演説で、ウクライナ侵攻をめぐり、国民の部分的動員令に署名したと発表、即日発効した。軍務経験のある予備役を招集するもので、ショイグ国防相によると対象は...
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ゴルビーにありプーチンにないもの 「終身大統領」は幸せか?
「存在しない国」。モスクワ中心部にこんな珍しい名前のレストランがある。向かいの歴史的建造物で9月3日、大政治家の葬儀が営まれ、棺が墓地へ出発した。8月30日に死去したゴルバチョフ元ソ連大統領。ロシアのプーチン大統領は参列せず、彼の言う...
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プーチン大統領は8年前から悲劇もたらす独裁者…記者が見た「旅客機撃墜の日」
ロシアのプーチン大統領が始めたウクライナ侵攻で「戦争犯罪」が記憶されることになった。ブチャの民間人殺害はもちろん、そもそも「非ナチ化」を掲げる特別軍事作戦自体が犯罪的だ。その序章が侵攻の8年前のマレーシア航空機撃墜にあると前回述べた...