プーチン大統領
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隣国をさげすむプーチン大統領のゆがんだ「ウクライナ観」
ロシア軍が電撃制圧しようと攻勢を仕掛け、多数の民間人が犠牲になったウクライナの首都キーウ(キエフ)。プーチン大統領が「ロシア人と同じ民族」と言っているのが妥当かどうかはさておき、ウクライナは歴史上、数々の災厄に見舞われてきた。欧州と...
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“強権”プーチン大統領に英首相が「出口戦略」助言! 言論統制を逆手に取る鋭い指摘
戦争の出口はあるのか──。ロシア軍の戦力低下が指摘されている。米オースティン国防長官は26日、ウクライナのロシア軍について「地上部隊は相当な死傷者が出ている。多くの装備を失い、精密誘導弾を大量に使った。軍事力という点では侵攻開始当初...
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プーチン大統領の“薬物疑惑”ワリエワ擁護に冷たい目…スポーツ界「ロシア排除」は加速する
まともに聞くことはできない。 ロシアのプーチン大統領は26日、モスクワで行われた北京五輪メダリストの表彰式で、ドーピング疑惑に揺れたフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(16)について「フィギュアを真の芸術レベルまで高め...
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日本“強制参戦”危機!米国務長官「岸田首相がNATO会議参加」ブチ上げ発言に官邸てんやわんや
日本も戦争に巻き込まれてしまうのか。ブリンケン米国務長官が26日、上院外交委員会の公聴会で、6月下旬にスペイン・マドリードで開催予定のNATO首脳会議に日本が参加すると明言。ロシアによるウクライナ侵攻について「日本が素晴らしい形で立...
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安倍元首相が靖国神社に参拝するのなら沖縄の戦没者のためにも土下座すべきだ
「ウラジーミル、君と僕とは同じ未来を見ている」と言っていた安倍元総理、プーチンが「駆けて駆けて駆けぬいた」あげくウクライナまで行ってしまった現在の状況がその未来なのか。だったら今頃恥ずかしくて、人前に出られないはずだが、むしろあちらこ...
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ウクライナに投入した傭兵が4割戦死の衝撃…プーチン大統領「5.9勝利宣言」は絶望的
プーチン大統領は5月9日の対独戦勝記念日での「勝利宣言」を目指し、攻勢を強めようとしているが、絶望的になってきたのではないか。ロシア兵の戦死者数が膨れ上がっている可能性があるからだ。ウクライナに投入した傭兵の4割近くが戦死したとの報...
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プーチンはこっそり洗礼を受けていた 対NATOで「救世主」気取りのキリスト教徒
ロシアのプーチン大統領がウクライナ軍事侵攻を決めた背景には、自らの勢力圏を欧米に侵食された「大国ロシア」を復活させる意図があるといわれる。かつてソ連崩壊を「20世紀最大の地政学的悲劇」と表現したのは有名だ。プーチンは無神論者で「赤い...
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参院選には明確な争点 「戦争する国」にするのかしないのか
来たる参院選の前哨戦だった参院石川選挙区補選(24日投開票)は散々だった。2カ月後に迫る本番での共闘が期待される野党の動きはバラバラ。結果、野党第1党の立憲民主党が擁立した新人は当選した自民党候補にトリプルスコアの大惨敗。2012年...
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グテレス&プーチン会談で製鉄所からの退避に国連関与で合意も…約束破りの常習だけに曲折も
グテレス国連事務総長は26日、ロシアのプーチン大統領とモスクワで会談した。プーチン氏は予想された通り、ウクライナ侵攻の正当化やブチャなどでの多量虐殺へのロシア軍関与の否定、ポーズだけの停戦交渉の継続などのプロパガンダに終始した。 ...
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戦争に備えを! 脅威を煽る大メディアが刷り込む戦時思想
驚いた。日経新聞が22~24日に実施した世論調査だ。自民党が政府へ提言しようとしている「防衛費のGDP比2%以上への増額」について聞いたところ、賛成が55%と半数を超えたという。反対は33%だった。18~39歳の若い世代の賛成が65...
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焦るプーチン大統領…5.9「対ウクライナ宣戦布告」へ同盟5カ国の巻き込みを画策
ロシアのプーチン大統領が侵攻の節目とする「5.9対独戦勝記念日」まで2週間を切った。ウクライナの首都キーウ攻略を断念し、東部・南東部戦線に戦力を集中させるも、期待通りの戦果を上げられていない。ウクライナに正面切って「宣戦布告」をする...
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安倍元首相「防衛予算を増やさないと笑いもの」蚊帳の外からの“トンデモ発言”に失笑の嵐
ロシアによるウクライナ侵攻後、安倍元首相がやたら元気だ。 あちこちに顔を出して「核共有」や敵の中枢攻撃能力の保持を主張。「防衛予算の増額を!」と訴えている。 21日も日本戦略研究フォーラム主催のシンポジウムで講演し、...
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黒海の巡洋艦「モスクワ」沈没で思い出される大統領就任直後の大失態
「モスクワ」沈没──。ロシアがウクライナに軍事侵攻して50日が経とうとする4月中旬、ロシアの首都の名を冠した黒海艦隊のミサイル巡洋艦が爆発を起こし、曳航中に沈没した。象徴的な出来事に、プーチン大統領のプライドはいたく傷ついたようだ。ウ...
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物価高騰も北方領土も自民の失政 露のせいにする岸田政権
ロシアのウクライナ侵攻開始から2カ月。岸田首相は23日、「ロシアによる非道な侵略を終わらせるためにも、今が正念場だ」と記者団に語っていた。 原油高など物価高騰による国民生活への影響についても言及し、「国民の皆さんにも、平和を...
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プーチン大統領は大誤算…侵攻2カ月でロシア軍戦力25%減、同盟国も軍事支援拒否でジリ貧
ロシア軍がウクライナへの軍事侵攻を開始してから24日で2カ月。ウクライナ側の強い抵抗が続き、長期戦は避けられないとの見方が強まっている。ロシア軍は5月9日の対独戦勝記念日に向け、攻勢を強める姿勢を見せているが、ほとんど前進できていな...
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プーチン大統領は右手に震え? ショイグ国防相との会談映像で見せた異様な姿に広がる憶測
ロシアのプーチン大統領の様子がおかしい。大統領府が公表したショイグ国防相との会談映像では、右手でテーブルをつかみ続け、全身がこわばっているように見える。手の震えを抑えるためなのか。「5.9」戦勝記念日が迫る中、好転しないウクライナ戦...
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「自分の力を過信した」安倍晋三の低レベル発言が招く日本の危機
安倍晋三の大学時代の恩師である政治学者の加藤節は、安倍は2つの「ムチ」に集約できると言う。ひとつはignorantの「無知」、もうひとつはshamelessの「無恥」であると。 〈「無知」についていうと、彼はまず歴史を知らない...
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翻弄されたファーストレディー…夫プーチンは「スパイから足を洗う」約束を破った
ロシアのプーチン大統領と30年間連れ添ったリュドミラ夫人。2013年に離婚(翌年成立)に至った共同生活は幸せだったのだろうか。当たり前だが、彼女ほどプーチンと間近に接した人間は他にいない。ウクライナ侵攻で今、世界中がロシアに振り回さ...
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プーチン「マリウポリ完全制圧」宣言は戦勝記念パレードのため? 住民を練り歩かせる計画も
プーチン大統領の「マリウポリ完全制圧」宣言は、かの地で戦勝記念パレードをするためだった!?──ロシアのプーチン政権がウクライナ侵攻の具体的な「戦果」を示すため、旧ソ連による対ドイツ戦勝記念日の5月9日に南東部の要衝マリウポリで戦勝記...
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ウクライナ侵攻の早期終結はない 米国の目的はロシアを破壊すること
国家が危機にひんした時、指導者は何を最優先すべきか。ウクライナ問題が提示している問題である。最優先すべきは、国民の命の消耗をできるだけ少なくすること、国民ができるだけ正常な生活に戻ることと思う。 今のウクライナにその道がある...
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プーチン大統領はリュドミラ夫人に一目ぼれ 出会ったのも劇場だった
前回、通信社のモスクワ特派員として2013年、ロシアのプーチン大統領の「離婚」現場を目撃したことを書いた。国営テレビのカメラに向かって夫妻そろって発表する直前、仲むつまじくバレエを鑑賞し、筆者もその会場に居合わせた体験だ。その時は気...
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特派員が見た「プーチン夫妻 最後のツーショット」 バレエ鑑賞で30年の夫婦生活に幕
ウクライナ侵攻によって歴史の教科書に汚名を残すことになったロシアのプーチン大統領。筆者は2011~16年にモスクワに駐在しながら、インタビューの機会には恵まれなかった。せいぜい何年かに1度の訪日時に、クレムリンからの指名で決まること...
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安倍元首相が国際社会のクリミア併合黙認を批判…またも「おまえが言うな」の厚顔無恥
自分の失策を棚に上げ、戦争を煽るとは厚顔無恥にも程がある。 19日付の仏紙ルモンドが、安倍元首相の寄稿を掲載。今回のウクライナ危機を台湾有事に重ね、中国が台湾に侵攻した場合は米国が防衛する意思を明確にすべきだと主張する内容で...
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怒るプーチン大統領“NATO裏参戦”で火に油!「英特殊部隊がキーウ入り」報道の波紋
新たな段階に突入するのかーー。軍事訓練の指導官として、英特殊部隊がウクライナの戦地に入ったと報じられた。軍隊を投入した英国は、半ば当事者になった形だ。NATOのウクライナ支援にピリピリしているプーチン大統領を刺激するのは間違いない。...
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プーチン大統領は孤独なバツイチ…家族写真は2002年以降なし、相談相手もいない?
ロシアが2月下旬、米国などが予告・警告する中、まさかと思われながらもウクライナに軍事侵攻した。戦争への恐怖はもとより、明らかにデメリットを被るだろう選択をしたプーチン大統領を見て、誰もが「合理的判断ができなくなったのではないか」と不...
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プーチン大統領の右腕ショイグ国防相に暗殺未遂報道 「核のボタン」を握るキーマンに何が
姿を消したロシア国防相は暗殺未遂に遭っていた──⁉ 複数の海外メディアが驚きのニュースを報じている。 プーチン大統領の右腕として知られるセルゲイ・ショイグ国防相は先月11日の安全保障会議を最後に2週間にわたって公の場に姿を見...
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ロシア軍はオンボロ無線で作戦ダダ洩れ…戦闘中にスマホで“出会い系”に熱中し士気低下
ウクライナ東部の掌握に向け、重大局面を迎えているロシア軍。侵攻開始から間もなく2カ月が経とうとする中、士気に問題アリだ。 英国防省は17日、戦況分析を公表し「ロシア軍はベラルーシからウクライナ東部に戦闘装備や支援物資の再配置...
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プーチンの長女マリアは元CAの母親似の研究者…オランダ人と国際結婚
「戦争犯罪」と非難されるウクライナ侵攻に絡み、ロシアのプーチン大統領の娘2人が欧米の制裁対象に指定された。表舞台に登場することも多くなった実業家の次女カテリーナと比べると、1歳年上の長女マリア(36)の素性は謎に包まれている。長年研究...
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ロシアが5.9対独戦勝記念日に「宣戦布告」か…ウクライナへの「特別軍事作戦」を拡大転換
ロシア軍の最強軍艦「モスクワ」の沈没以降、ウクライナ攻撃は一層激しくなってきた。南東部の要衝マリウポリの包囲を狭め、応戦するウクライナ兵に最後通告する一方、首都キーウ一帯に3日連続でミサイル攻撃。しかし、プーチン大統領が侵攻の節目と...
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東大史料編纂所教授・本郷和人氏が「プーチンの戦争」を軍事史研究から紐解く
「プーチンの戦争」が大きく後退している。理由として「ロシア兵士の士気の低さ」「兵站のまずさ」などさまざま挙げられるが、そもそも戦争の目的とは何か、誰がどんな気持ちで戦っているのか、終わり方はどうなのか──。軍事史研究の立場から合戦のリ...