歌舞伎
-
三月大歌舞伎で息子・松本幸四郎が40年ぶりに挑む「花の御所始末」
3月の歌舞伎座は三部すべてで、数十年ぶりの上演という珍しい演目が並ぶ。 第一部は宇野信夫が1974年に書いた『花の御所始末』。松本白鸚(当時・市川染五郎)のために書いたもので、83年に再演されたものの以後は上演されず、40年...
-
香川照之の歌舞伎座復活 松竹は團十郎襲名披露の“起爆剤”期待も…現実は痛しかゆし
香川照之(57)が5日、歌舞伎座で行われた「市川団十郎白猿襲名披露十二月大歌舞伎」に市川中車として活動を再開した。10月31日に同顔寄せ手打式で公の場に顔を出した中車だが、5日は口上に並んだだけで声はなく、6日昼の部の「鞘當」の本格...
-
「13代目 市川団十郎」襲名披露公演開幕 消えないチケット不調説、新しい試みも実現せず
ついに市川海老蔵改め13代目市川団十郎白猿(44)の襲名披露公演が7日から、東京・歌舞伎座で始まった。4日、日本外国特派員協会で記者会見した団十郎は「古いものを守るだけでなく、団十郎といえども新しいことをやっていくのが家風。ブレずに...
-
「市川団十郎」襲名披露興行が大苦戦…チケット売り上げ不調報道の背景にあるもの
市川海老蔵改め団十郎(44)がようやく始動である。先月31日と11月1日には「13代目市川団十郎白猿襲名披露記念 歌舞伎座特別公演」が開催され、ようやく2年越しの興行が始まる。ところが、7日から開演のチケットの売れ行きが芳しくないと...
-
八月納涼歌舞伎「東海道中膝栗毛 弥次喜多流離譚」は派手さとばかばかしさで暑気払いに正解
コロナ禍で先月までは3分の2くらいしか観客を入れていなかったが、今月からほぼ全席を売るようになった。2年前の公演再開のときはガラガラだったが、ほぼ埋まっていた。これで客席やロビーで食事ができ、掛け声がかけられるようになれば、元の歌舞...
-
寺島しのぶ&長男・眞秀は梨園の“母子鷹”!目指すは初の世界的歌舞伎俳優
女優、寺島しのぶ(49)の長男である寺島眞秀(9)が、7月期のドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS系)に出演することが明らかになった。4歳の初舞台から眞秀君の密着ドキュメントが毎年放映されるなど知名度も上々。また「七月大歌舞伎 通し...
-
歌舞伎座初登場 感慨深い市川猿之助のスーパー歌舞伎「新・三国志」
今月の歌舞伎座は、珍しく舞踊劇がひとつもない。中国の大衆小説、講談、落語、伝説をもとにしたバラエティーに富んだ演目が並ぶ。 第一部は、市川猿之助のスーパー歌舞伎「新・三国志」。先代(三代目)の猿之助が始めたスーパー歌舞伎の、...
-
3度目不倫発覚の中村芝翫 超絶モテる理由は「聞く力」にあり
昨年末に報じられた8代目・中村芝翫(56)の3度目の不倫疑惑に対し激怒したり呆れる者がいる一方で、常人離れしたその“絶倫ぶり”を羨ましがる声が一部で上がっているという。 女遊びは芸の肥やしと言い切ってしまう梨園ならではの特殊...
-
追悼・中村吉右衛門さん 満身創痍も舞台に上がり続け「気迫の役者魂」貫く
「無理に無理を重ねていたのでは」と、関係者からはこんな声が上がる。 歌舞伎役者で人間国宝の中村吉右衛門さんが11月28日、心不全で死去した。享年77。葬儀は近親者で営まれる。 吉右衛門さんは今年3月28日に歌舞伎座での...
-
中村吉右衛門 一時心肺停止も千両役者に引退の二文字なし
このほど食事中に倒れ、一時心肺停止に陥ったとも報じられた歌舞伎俳優で、人間国宝の中村吉右衛門(76)。最悪の事態は免れ、現在は小康状態だというが、それでも予断を許さない状況が続いているという。 「無理に無理を重ねていたのでは」...