「13代目 市川団十郎」襲名披露公演開幕 消えないチケット不調説、新しい試みも実現せず
ついに市川海老蔵改め13代目市川団十郎白猿(44)の襲名披露公演が7日から、東京・歌舞伎座で始まった。4日、日本外国特派員協会で記者会見した団十郎は「古いものを守るだけでなく、団十郎といえども新しいことをやっていくのが家風。ブレずにやっていきたい」と意気込みを語った。
【写真】この記事の関連写真を見る(09枚)
襲名披露といえば、歌舞伎界のオールスターが集結し、チケットは即完売どころか役者の妻たちがひいき筋からのチケット手配に苦戦するのが当たり前。しかしながら今回は重鎮たちの限定出演が目立ち、チケット販売不調説が報じられている。舞台上でのプロジェクションマッピングによる広告投影、写真集の出版など新たな試みの噂もあったが、現状は実現していないもようだ。
■求められるのは“芸の精進”