永田町の裏を読む
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慎重な枝野、動く前原…野党戦線の混迷で安泰の安倍政権
2月2日の京都市長選は、国民・立憲・社民が自民・公明との旧態依然の相乗りで現職の門川大作を支持したのに対し、共産とれいわ新選組という“新鮮”な取り合わせの支援を受けた福山和人がどこまで肉薄するかが注…
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都合のいい数字だけ列挙し現実を見ない「アベノチャット」
自民党の経済通のベテラン議員に先の安倍晋三首相の施政方針演説の感想を聞くと、「アベノチャット、絶好調だね」と笑う。それ、何ですか? 「安倍話法というか、安倍流おしゃべり技法だ。第1に、アベノチ…
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トランプの寵愛を得るしか頭にないポチでは交渉にならない
安倍晋三首相が1月19日の日米安保条約調印60年の記念式典で、同条約を「不滅の柱」「世界の平和を守り、繁栄を保障する不動の柱」「60年、100年先まで世界を支える柱」と称えたことに、野党のベテラン議…
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日本防衛には使われない海兵隊の基地が沖縄に必要なのか
気が付いていない方が多いようなので、注意を喚起しておきたいのだが、1月6日付「赤旗」の1面トップと3面全部を使った「在沖海兵隊、“日本防衛”から除外/日米作戦計画で80年決定」の記事は、重要なスクー…
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安倍晋三首相はリスクを承知で中東に自衛艦を派遣するのか
トランプ米大統領の命令で、イラン政治指導部の事実上のナンバー2に当たるソレイマニ司令官が「標的殺害(ターゲテッド・キリング)」の対象とされ爆殺された。 1月4日付「ジャパンタイムズ」の1面ト…
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社会保障の構想ない増税だけ食い逃げの政権に対抗するには
立憲民主党の国会議員から「れいわ新選組の消費税5%論をどう思うか」と問われたので、私は「消費税増税には賛成だ」と返答した。 当然、これには順を追った議論の積み重ねが必要で、それを全部飛ばして…
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立憲民主と国民民主の合流は「当たり前」か…3つの疑問
立憲民主党と国民民主党の「合流」について、マスコミでは「何をもたもたしているのか、さっさと一緒になって政権構想を打ち出さないと安倍政権に太刀打ちできないじゃないか」と、合流するのが当たり前であるかの…
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安全保障を損得勘定でしか考えられない低知能の似た者同士
NATOの首脳会議が3日からロンドンで開かれたが、トランプ米大統領が関心を示すのは加盟国の防衛費負担の多寡だけで、米国が欧州防衛に多くの予算を注いでいるのに各国は応分の負担を避けていると、ひたすら責…
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大往生で称賛記事があふれた中曽根康弘元首相の“犯罪”
中曽根康弘元首相が大往生し、マスコミは称賛記事であふれているが、私に言わせれば、戦後最大の疑獄=ロッキード事件の主犯は中曽根で、その罪をうまく田中角栄になすりつけて自分は生き残った厚顔ぶりを指摘しな…
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「多国間主義の衰退」を警告した教皇の言葉をかみしめる
来日したローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は長崎での演説の中で、「私たちは多国間主義の衰退を目の当たりにしている」と述べた。 教皇は、核兵器の廃絶に一致結束、努力を続けることを訴え、そ…
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スキャンダルで目くらましする官邸の手法は見抜かれている
沢尻エリカの合成麻薬所持による逮捕は芸能ニュースとしてはトップ級で、11月17日付のスポーツ紙はみな大騒ぎ。日刊スポーツの場合、1面と31面のほぼ全部、さらに30面の半分の合わせて2ページ半を費やす…
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物事の本質触れず都合のいい数字だけ持ち出す「安倍語法」
「文芸春秋」12月号の安倍晋三首相インタビューには心底、驚いた。「失敗が私を育てた」と題しているから、この20日で桂太郎の2886日を超えて歴代最長になるとかいう長々しい在任期間中の数々の失敗について…
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解散も改憲もできずアベの政治的命脈が尽きようとしている
安倍晋三首相の政治的命脈が尽きようとしていることについて、年季の入った永田町ウオッチャーたちの見方はほぼ一致している。自民党のベテラン秘書が言う。 「内閣改造から1カ月あまりのうちに2人の大臣…
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中国ナンバー2が「独創的な歴史解釈」を評価する意味は?
即位の礼に中国を代表して参席したのは王岐山国家副主席だった。この人について、毎日新聞の山田孝男特別編集委員がコラムで「元は歴史学者で日本史にも明るく、独創的な歴史解釈で知られる岡田英弘を評価している…
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安全保障上の危機は外よりも先に内側から迫り来ている
旧知の都市工学の教授と語る機会があった。安倍晋三首相ほど無知蒙昧、一知半解にまみれた指導者も珍しいが、その中でも彼の最大の勘違いは「日本の安全保障上の危機はどこから迫り来るか」についての認識ではない…
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任期中に改憲をやり遂げるつもりか 党内でも分かれる評価
安倍晋三首相が残り2年の任期中に、本当に憲法改正をやり遂げるつもりなのかどうか。自民党内でも大きく評価が分かれている。「やる気なし」とみる某中堅議員はこう言う。 「10日の衆院予算委員会での首…
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「さよならテレビ」はテレビ局が抱える“闇”の一端が見える
東海テレビ制作の映画「さよならテレビ」の試写を見た。数々のドキュメンタリー作品を世に問うたことで知られる同社の取材班が、なんと、自社の夕方のニュース番組を制作する報道局の現場を2年間にわたって追跡し…
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会社の言いなり労組は無用の長物 自民党支持に転換しては
なかなか進まないだろうとみられていた立憲民主党と国民民主党の統一会派結成が、立憲が主導権を握る形で進展しているため、電力総連が慌てているという。電力会社の労組からなる同総連は、脱原発をはっきりと掲げ…
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関係改善? かりそめの日中友好ムードはいつまで続くのか
先週、2年ぶりに中国を訪問して共産党中央に近い筋や日中関係に携わる要路の方々と意見交換する機会があった。 日韓関係と違って、日中関係にはこのところトゲトゲしいやりとりはなく、それどころか年内…
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日本の官邸とホワイトハウスのパイプは両端で断ち切られた
“クレージー・ボルトン”と陰で呼ばれていたネオコン過激派のジョン・ボルトンが安保担当補佐官の座を追われたことは、世界にとっては朗報だが、安倍晋三首相にとっては悲報といえるだろう。周知のように、安倍は…