ヒットチャートめった聴き
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グラミー6冠に輝いた英国の女性歌手5年ぶりの新作
前作「21」を全世界で3000万セット以上売り上げ、グラミー6冠に輝いた英国の女性歌手、アデルが5年ぶりに新作アルバム「25」をリリースした。これが3作目。恋人との間に子供が生まれ、母親になったとい…
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JTB時刻表とコラボ 料金早見表を歌詞にした天才的アイデア
「何だ、これは?」としか言いようのない、変というか“凄い”アルバムがスーパーベルズの「モーターマン時刻表」だ。 まずはアルバムのジャケット写真を見て欲しい。どこかで見たようなロゴだが、JTBの…
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さすが大阪! 聞くほどに涙がボロボロと
大阪で生まれた名曲といえば、やっぱりBOROの「大阪で生まれた女」に、上田正樹の「悲しい色やね」でしょう。いや、河島英五の「酒と泪と男と女」、桑名正博の「月のあかり」もええで! という声が聞こえてき…
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結成25周年「電気グルーヴ」初のドキュメンタリー映画
結成25周年を迎えた「電気グルーヴ」初のドキュメンタリー映画が、来月26日から公開される。 「DENKI GROOVE THE MOVIE?―石野卓球とピエール瀧―」と題したこの一本は、門外不…
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旧タイプの音楽ファンが心ときめく“フリップバックE式”
定額あるいは無料で配信されるネット上のデータで音楽を聞く時代。かさばるパッケージを保有することなく、常に好きな曲を楽しめる夢のような状況だ。が、それでもパッケージにこだわりたい旧タイプの音楽ファンも…
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「デュエットの帝王」稲垣潤一 2年ぶりのシリーズ新作を語る
稲垣潤一の人気シリーズ「男と女」の新作「男と女5―TWO HEARTS TWO VOICES―」が2年ぶりにリリースされた。 この作品のコンセプトを稲垣本人はこう説明する。 「基本は女…
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やっぱり名曲? “醤油味”のネオ・クラシック
意外な曲が入っていて驚いた。 ラッツ&スターと名前を変える前の、シャネルズがデビュー曲として歌った「ランナウェイ」。1980年2月25日、ちょうど今から35年前、ソニー・ミュージックエンタテ…
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「おっぱいポロリ事件」から復活
ジャネット・ジャクソンが、7年ぶりのオリジナルアルバム「アンブレイカブル」を引っ提げて帰ってきた! 10代の彼女をスーパースターの地位に押し上げた名プロデューサーコンビ、ジャム&ルイスと久々に手を組…
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ベテラン3人組の新バンドは心地よいにもほどがある
痛快ロックンロールサウンドでおなじみ、ブルーハーツ~ハイロウズ~クロマニヨンズのギタリスト、マーシーこと真島昌利。そして、キュートでナチュラルなフォークロックサウンドに定評のあるヒックスヴィルのリー…
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「好きな音楽でここまできて今、最高に幸せなのです」(杏里)
杏里の「Sol」以来10年ぶりのオリジナルアルバム「Smooth&Groove」がリリースされた。彼女自身のプロデュースのもと、今注目の新鋭クリエーター(森大輔、ヒロイズム、SHIKATA)とコラボ…
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イケメン「演歌男子」に熱いお願い!
試しに携帯で@enkaboysとググってみると、ずらりと以下の名前が出てきた。 三山ひろし、花園直道、川上大輔、松原健之、パク・ジュニョン、花見桜幸樹、ジェロ、走裕介、はやぶさ、純烈、徳永ゆ…
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定額ストリーミング × 新ビジュアル系で世界進出
アップルや大手レコード会社各社がゾクゾクと独自の音楽配信サービスを打ち出し、定額ストリーミング元年といわれる今年。つまりスマホ1台あれば、月1000円前後の利用料で世界中の“無数”の曲が聞き放題にな…
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楽しくて、切なくて、何よりも、しみる
カバー作を出したり、ライブ盤を出したり、宇多田ヒカル、松本隆らへのトリビュート盤に参加したり。さまざまな形でその切なく柔軟な歌心を事あるごとに披露し続けてくれてきただけに、さほど久々とは思わなかった…
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全12編が反戦を願う「平和の歌」
終戦70年ということで、安倍総理談話が発表されたり、映画「日本のいちばん長い日」が封切られたりと戦争にまつわることが話題を呼んでいる。そんな中でかやの外に置かれているのが「歌」である。 今や…
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良い歌を教えてくれるアメリカから来た息子たち
クリス・ハートにとって、カバー曲を集めたアルバムは3枚目。前2作ともアルバム・チャートの3位、2位とよく売れている。 不思議な人だ。サンフランシスコのベイエリア出身で、今は日本語で歌って全国…
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ご存知ですか? 話題騒然の「定額制音楽配信サービス」
ここ数年アメリカでは、CDやデータを買って「楽曲を所有」するのではなく、月に1000円程度の利用料を支払うことで、合法的に膨大な楽曲が聴き放題になる定額ストリーミングサービスが主流となっていました。…
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若き日の山下達郎らが打ち出した“処女名盤”
来週、8月12日にぼくの新刊「70年代シティ・ポップ・クロニクル」(Pヴァイン刊)が出る。70年代の日本のポップ音楽史に残る名盤15作をピックアップし、それぞれにまつわるさまざまな記憶を書き連ねたも…
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「アナ雪」「中島みゆき」を“ハッピージャズ”にアレンジ
「吹奏楽人のための超入門ジャズ講座」(日竎則彦著、PHP研究所刊)なる音楽書がロングセラーとなっている。7日間でジャズができるようになる、吹奏楽経験者のための“ジャズ入門書”という触れ込みだが、なぜa…
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今さらながら「ぜひ買って!」とおねだり
今月4日の中野サンプラザ。2階建ての豪華なキャバレーかナイトクラブ風のステージ。シャネルズとしてデビューから、今年で35周年という鈴木雅之の「taste of Martini tour 2015」。…
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デビュー35周年 ブレない行動力と先見性
僕が日本で最も尊敬する音楽家は、佐野元春さんです。デビューから35周年を迎えた現在まで休むことなく第一線で活躍し続けているアーティストですが、その活動スタンスは決して自分を防御しない。目先の現象に振…