ヒットチャートめった聴き
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松田聖子「レモネードの夏」のパクリなのか?
パクリという行為は糾弾されることが多い。確かに糾弾されてしかるべき安易なパクリも少なくはない。が、中にはごきげんなパクリもある。痛快なパクリ。絶妙なパクリ。納得のパクリ。乱暴に言い切れば、稚拙なそれ…
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不倫ソング第2弾!
数多いラブソングの中で、特に成熟した大人同士の濃密な愛を描いた楽曲を“熟恋歌”と、私は呼んでいる。「夜明けのスキャット/由紀さおり」「魅せられて/ジュディ・オング」「また君に恋してる/坂本冬美」「愛…
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目からウロコが100枚落ちて…
この「凄い!」を通り越して、「凄まじい」までの現象を、どう分析したら日本が見えてくるのだろうか。重要なことかもしれない。 AKB48の「希望的リフレイン」は、2014年11月の月間売り上げ第…
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「Negicco」は現代のわらしべ長者だ!
今週はじめ、AKB48グループに新潟を拠点とする国内5番目となる姉妹グループ「NGT48」が誕生すると発表された。その一報を聞いたマツコ・デラックスさんが、「ネギッコが可哀想だろ! 頑張ってきたんだ…
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13組のクセ者が「ファンキー宇多田」を表現
98年末、宇多田ヒカルが「オートマチック」で本格デビューしたときのことは忘れない。それまで日本でファンキーな歌手というと、ともすれば大声を張り上げ、これ見よがしに高音シャウトで圧倒しようとする者が多…
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レコ大「企画賞」受賞
映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌に起用されたことがきっかけで、秦基博の「ひまわりの約束」はヒットし、それに伴って彼自身もブレークした。 彼は2006年11月にシングル「シン…
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ただのバービー人形ではありません
昨年は米国で「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれたテイラー・スウィフト。全米で1位を記録して、日本でもアルバム、シングルともに洋楽の1位になった「1989」と「シェイク・イット・オフ」。このアルバ…
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世界的に見ても珍しい
毎年、NHK紅白歌合戦の季節が近づくと、各種メディアで初出場のアーティストにスポットが当たる。今年は、同局の朝の人気番組「あさイチ」で司会を務める井ノ原快彦君、そして大河ドラマ「軍師官兵衛」で主役を…
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「大滝詠一」を的確に集約したベストCD
急逝して間もなく1年になる。大滝詠一。日本のポップ音楽史に大きな足跡を残した偉大な存在だ。 音楽ファンが彼に抱くイメージは、初めて出会った時期によってさまざまだろう。60年代末、日本語詞によ…
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究極の「ありがとう」の歌
吉田山田(吉田結威、山田義孝からなるデュオグループ)の9枚目のシングル「日々」は2013年12月18日にリリースされたが、現在もなおロングセラーを続けている。 きっかけは「みんなのうた」(N…
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セカオワはキモいか?
レコード大賞にも「炎と森のカーニバル」が、今年の大賞候補でノミネートされている。デビュー当時は「世界の終わり」と名乗っていた。今でも英語表記名はEnd Of The Worldだ。 最新シン…