リオ五輪メダル候補の「勝算」
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父義行氏も成長評価 重量挙げ三宅宏美は“年の功”で調整中
4度目となる五輪では経験値が強みになる。 12年ロンドン五輪銀メダリスト三宅宏美(30)は昨年11月の世界選手権で銅メダルを獲得。リオの出場権を手にしたが、大会にはぶっつけ本番で臨んだ。 …
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柔道52kg級中村美里 リオ最強の敵コソボ選手を専門家分析
08年北京で銅メダルを獲得し、平成生まれ初のメダリストとなって8年。中村美里(26)は、12年ロンドンでの初戦敗退に続いて3度目の五輪出場となる。 ロンドン直後に左膝前十字靱帯の再建術を行い…
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レスリング女王・伊調馨 13年ぶり黒星の傷は癒えたのか
12年のロンドンで五輪3連覇を達成、「日本で最もリオの金メダルに近い」と言われる絶対女王・伊調馨(31)に今年1月、まさかの黒星がついた。 ロシアで行われたヤリギン国際決勝でプレブドルジ(2…
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少年時代の師範 柔道“康生2世”羽賀龍之介の成長を実感
リオ五輪男子柔道100キロ級代表の羽賀龍之介(25)はこれまで、苦難の連続だった。 東海大相模高1年時に金鷲旗大会で史上初の20人抜き。同じ内股という絶対的な武器を持った同校の先輩、井上康生…
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世界1位萩野と7位瀬戸は大舞台リオ競泳で相乗効果
メダル量産を期待されるのが男子競泳だ。 日本のエースである萩野公介(21)は個人3種目(200、400メートル個人メドレー、200メートル自由形)と800メートルリレーに出場。同じ年の瀬戸大…
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柔道48kg級は開会式翌日 海外に弱い近藤亜美は責任重大
4月に行われた、リオ五輪代表選考会も兼ねた全日本選抜柔道体重別選手権大会で優勝。初の五輪キップを手にした近藤亜美(20)。 出身は愛知県。吉田秀彦や谷本歩実ら、五輪金メダリストを輩出した大石…
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内村航平のリオ五輪に「懸念3つ」 元金メダリストが指摘
「リオ五輪の日本選手で、最も金メダルが濃厚」と見られているのが内村航平(27)の個人総合だ。 何しろ世界選手権では6連覇、前回のロンドン五輪でも金メダル。過去のライバルたちは「この競技はメダル…
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泣きながら30kg増…ベイカー茉秋を別人に変えた恩師語る
米国人の父と日本人の母の間に生まれたベイカー茉秋(21)。中学時代は東京都大会2位が最高。全国的に無名のハーフ選手を育てた、というより、別人に変身させた東海大浦安高時代の恩師・竹内徹監督(56)はこ…
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五輪4連覇狙う吉田沙保里 年齢の“衰え”はどこに表れるか
史上初の4大会連続金メダル獲得に向け、吉田沙保里(33)不安要素があるとすれば、年齢から来る体力の衰えだ。 吉田にとって初の30代で迎える五輪。3大会連続で世界ランク2位のソフィア・マットソ…
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リオは決勝目標か 15歳スイマー池江瑠花子に世界の厚い壁
「リオは2020年に向けた予行練習」――そんな声もある。 東京五輪では複数種目での出場を目指す池江瑠花子(15)は今回、個人種目では100メートルバタフライで代表入り。昨年10月のW杯東京大会…
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美誠“金星”ならメダルも 雑誌「卓球王国」がリオ団体予想
カギを握るのは、やはり伊藤美誠(15)だ。 前回大会で日本の女子団体は五輪史上初のメダルを獲得した。それは、チームランキングで世界2位となり、第2シードになったことで、決勝まで中国と当たらな…
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「自分から仕掛けるべき」 マラソン福士に“逃げ”のススメ
「リオでは金を掴みにいく」 こう宣言している女子マラソンの福士加代子(34)は、2013年世界陸上銅メダルを獲得し、リオの代表選考では唯一、陸連の設定記録(2時間22分30秒)を突破している。…