プロツアー激辛情報
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優勝ガルシアと2位小平智にある果てしないレベル差
日本男子ツアーが先週のアジアンツアーとの共催大会から開幕した。 第1戦のSMBCシンガポールオープンを制したのは、昨年のマスターズに勝ったセルヒオ・ガルシア(スペイン)。 マスターズ…
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米ツアーでボロが出てしまう日本人プロの低レベル
「日本のゴルフはこんなにレベルが低いのか」 テレビでソニーオープンを見ている人たちからそんな声が聞こえてきそうな日本選手の成績だった。ハワイで行われた米ツアーの今年2戦目。日本から5選手が出場…
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男子プロは先人の知恵を見習いアジアに目を向けるべきだ
国内の女子ツアーは昨年と同じ38試合で賞金総額は37億2500万円。一方、青木功がJGTO会長に就任して3年目の男子ツアーはホンマ・ツアーワールドカップの開催が中止になり今季は25試合。賞金総額は女…
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試合中の大あくびにファン離れが止まらない
プロ2年目だった石川遼が、年間4勝を挙げて18歳80日の史上最年少記録で賞金王になった2009年の日本シリーズは、いま振り返ってみれば珍しく女性ギャラリーが多かった。といっても若い世代より、40代後…
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日本賞金女王が米国でまったく歯が立たない大きな理由
米女子ツアー9勝、日本ツアー15勝の宮里藍が32歳の若さで引退したと思ったら、日本ツアー23勝の横峯さくら(32)は米女子ツアーのシード権を失ってしまった。横峯は国内では賞金女王になっている。 …
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日本ツアーから世界レベルのプロ誕生を望むのは不可能
米ツアーのシード権を取得できなかった石川遼は来年、国内ツアーで戦うことを決めたようだ。 米ツアー下部のウェブドットコムツアーの出場資格を持っているので、1年間戦って翌シーズンの米ツアーシード…
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ギャラリー減少は賞金レースに水を差した小平智の責任だ
「年間を通して優勝するのとは違って、賞金王はそうそうなれるものではない。3勝してもなれない。自分は4勝。賞金王になるには体力もいるし、心技体が求められる。ショットの技術力とかメンタルコントロールとか、…
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最後にミス…時松は勝つゴルフのやり方がわかっていない
「負けないようにプレーし、チャンスをつかんだら攻撃する」 帝王ジャック・ニクラスが1972年の全米オープン3日目、1ストローク差で単独首位に立ったときの言葉は今でも忘れることが出来ない。同年、…
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解説は松山を褒めるだけ ゴルフ中継は隔靴掻痒でしかない
「だましだましやってきたけど、ごまかしが利かなくなってきている」 今年の全米プロ選手権で優勝争いに敗れた後の記者会見で、松山英樹はこんなふうに答えている。 調子が悪いのをだましだましや…
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“日本仕様ゴルフ”の限界に気付いた小平智は大正解
三井住友VISA太平洋マスターズの最終日、全米オープンを毎年のように取材に行っていたころのことを思い出しながら、小平智のゴルフを見た。 米国のコースはウオーターハザード越えのグリーンが非常に…
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軌道乱れない「シャンシャン」の良いスイングを見習え
シャンシャンを見に行ってきた。といっても上野動物園で生まれたパンダではない。日本で開催された米女子ツアーの公式戦TOTOジャパンクラシックを昨年に続いて2連覇した中国のフォン・シャンシャンのことだ。…
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松山英樹は首をかしげたくなるほどドライバーを叩きすぎ
今年8月の全米プロ選手権で、チャンスがあったメジャー優勝を逃した後、松山英樹はずっと調子を落としている。 昨年、通算23アンダーで2位に7打差をつけて圧勝したWGC―HSBCチャンピオンズで…
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AON時代より小粒 ゴルフ界は大型選手育成に取り組むべき
2020年東京五輪で日本は柔道、レスリング、水泳、体操などを中心にメダルラッシュに沸くだろうといわれている。 ではゴルフはどうか。 女子は日本女子オープンを連覇した畑岡奈紗をはじめ川…
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池田勇太は下半身が激しく動くスイングを見直すべきだ
今年の日本オープンは、昨季賞金王の池田勇太がアマの金谷拓実をなんとか1打差で振り切った。 スタート前は2位に5打差の10アンダー。このまま独走かと思ったら、3番のOBなどで前半は1オーバー。…
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石川遼 米下部ツアーにしがみついて捲土重来を期すべきだ
2013年から米ツアーに本格参戦した石川遼(26)が17―18年シーズンの出場権(シード)を手にできなかった。公傷制度を利用して復帰した16―17年シーズンのポイントランクは175位で終了し、125…
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今年の日本女子オープンはコース設定が甘すぎた
「若いときの苦労は買ってでもせよ」ということわざ通り、1年間、米女子ツアーでもまれた畑岡奈紗は大きく成長して帰ってきた。 1年前の高校3年のとき、日本女子オープンに勝ってすぐプロ転向。米女子ツ…
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日本人プロは「ピンそば」がベストの“単細胞ゴルフ”
日本には昔から「ピンをデッドに狙う」という言葉がある。ピンの近くに止まる球を打つという意味だが、日本ではピンの根元を狙って打つのが最高のショットと思われているようだ。 1972年に初めてマス…
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初優勝の川岸史果 世界で勝つには有能なコーチが不可欠
かつて「怪物」といわれた川岸良兼(50)の次女・史果(22)が勝った。昨年のプロテストに合格し、QTランク26位で今季ツアーのフル参戦資格を得ていた。23戦目のマンシングウェアレディース東海クラシッ…
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柏原明日架 優勝争いに絡みながら勝てない“欠陥スイング”
今年の日本女子プロ選手権で優勝した李知姫(韓国)はドローボールをフェードボールに変えたことが一番の勝因だといわれている。そのことを聞いたとき、最初に思い浮かんだのは柏原明日架のゴルフだ。 柏…
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池田も宮里も小平も…米ツアー経験がまったく生かされず
先週行われた男子ツアーのフジサンケイクラシックが川奈ホテルGCから富士桜CCに舞台を移して13年になる。 コースは改造を重ね、パー71設定は同じでも当初の7454ヤードから今年は7566ヤー…