松坂、筒香を育てた小倉清一郎 鬼の秘伝書
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楽天ドラ1古謝樹「牽制20cm」の秘密…今江監督が金武キャンプでベタ褒め
「初めて見たけど、非常に器用な牽制やフィールディングをしていた」 楽天のドラフト1位左腕・古謝樹(桐蔭横浜大)が、キャンプで今江敏晃監督に褒められた。私が臨時コーチを務めていた湘南学院高時代か…
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甲子園球場の飛球の難しさはスタンドが切れていること 外野手の「風の読み方」教えます
26日に出場校が決定したので、今回はセンバツに向けた調整法、春の甲子園で注意する点を披露したい。 プロ野球の開幕は3月29日、センバツは同18日。プロは2月1日のキャンプインと同時に実戦的な…
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花巻東・佐々木麟太郎の米国大学留学に大谷翔平“先輩”の影あり 費用は年間1000万円ケースも
歴代最多の高校通算140本塁打を放った花巻東(岩手)の佐々木麟太郎(3年)は今秋、米国の大学に留学する。 昨秋のドラフトの目玉として注目されたが、プロ志望届を提出しなかった。複数のメジャー球…
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高校野球「2年後の日本代表監督」適任者は広陵・中井哲之氏…いまだ尾を引く16年前の“苦言”
2023年は野球界もいろいろあった。 私がテレビで対談した栗山英樹監督率いる侍ジャパンが、3月のWBCで世界一。投打で活躍した大谷翔平は今季、ムダな動きをそぎ落としたノーステップ打法でア・リ…
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「飛ばない金属バット」導入で…強豪校による有望中学生投手の勧誘が激化している
来春のセンバツ甲子園から「飛ばない」新基準の低反発金属バットが導入される。 北海(北海道)は先月の明治神宮大会でこの低反発バットを出場チームで初めて使用。初戦で作新学院(関東・栃木)に1-2…
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大阪桐蔭は強いのか、弱いのか…明治神宮大会で関東第一にあわやコールド負け
明治神宮大会は、星稜(北信越・石川)が作新学院(関東・栃木)に勝って優勝した。 星稜の左腕・佐宗翼(2年)が初戦に続いて完投。打線は準決勝で本塁打を含む4安打6打点の3番・芦硲晃太主将(2年…
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横浜高“走れない投手御三家” あの伊藤将司が日本Sで投げるとは…阪神38年ぶり日本一に貢献
第7戦までもつれた日本シリーズは、阪神の38年ぶりの日本一で盛り上がった。横浜高時代の教え子で阪神の伊藤将司が第7戦の6点リードの六回からリリーフ登板。第3戦に先発して負け投手となっていたが、雪辱を…
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教え子の古謝樹が楽天ドラフト1位指名…実は1カ月前、投球フォームの突貫工事を行った
プロ野球のドラフト会議が26日に開かれ、153キロ左腕の古謝樹(桐蔭横浜大)が楽天から1位指名を受けた。臨時コーチを務めていた湘南学院高時代から指導している教え子である。記者会見で私に感謝していたと…
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中日で引退した福田永将が横浜高1年の時に成功させた、我が指導者人生に残るビッグプレー
「小倉さん、ボクの引退試合で花束を渡してもらえませんか?」 今月3日、今季限りでの現役引退を表明した横浜高OB、中日・福田永将(35)の引退セレモニーに呼ばれた。 「オレでいいのかよ?」…
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夏の甲子園決勝を戦った慶応&仙台育英がセンバツ絶望…県8強止まりそれぞれの事情
夏の甲子園準優勝だった仙台育英が、秋の宮城大会準々決勝で東陵に1-2。107年ぶりに優勝して騒がれた慶応も、神奈川大会準々決勝で桐光学園に0-4で敗れた。2校とも来春センバツ出場は絶望である。 …
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野球U18W杯「投手力と小技」で初の世界一 馬淵監督が携帯電話の向こうで嘆いていたこと
台湾で行われていたU18W杯で、馬淵史郎監督(明徳義塾)率いる高校日本代表が、初優勝を飾った。 10日の台湾との決勝では、エースの前田悠伍(大阪桐蔭)がキレのいいチェンジアップなどを駆使し…
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慶応107年ぶり優勝で物議を醸したが…甲子園の大声援には対処法がある
8月23日に行われた夏の甲子園決勝で、慶応(神奈川)が大会連覇を狙った仙台育英(宮城)に勝って107年ぶりの優勝を決めた。センバツでは初戦で当たって敗れたが、勢いがついた決勝まで顔を合わせなかったの…
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夏の甲子園で注目した12人の球児たち そして終盤戦を乗り切るマル秘マニュアル
今、朝は大谷翔平、夜は阪神戦の中継を見るのが面白い。つまり、夏の甲子園はあまり見ていない。 私が臨時コーチを務める横浜が、慶応と戦った神奈川大会決勝で「誤審問題」に遭遇して敗退。頭にきたか…
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地方大会での波乱続出に2つの理由…夏の甲子園で気になる10校「特A=1校」「A=2校」「B=7校」
今夏は地方大会での波乱が目立った。 今春センバツで優勝した山梨学院(山梨)と準優勝の報徳学園(兵庫)、4強の大阪桐蔭(大阪)が敗退。智弁和歌山が初戦敗退を喫し、明徳義塾(高知)や今春センバツ…
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高校時代はガリガリだった左腕に成瀬善久の投げ方を教えたら、4年後にドラフト上位候補に
今月上旬、神奈川・平塚で行われた侍ジャパン大学代表の直前合宿に行ってきた。 かつて臨時コーチを務めた教え子を激励するためで、まずはドラフト上位候補に成長した桐蔭横浜大の最速153キロ左腕・古…
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部内体罰で解任された東海大菅生・若林前監督 野球部顧問として早くも現場復帰の驚き
非常に珍しい復帰である。 東海大菅生の若林弘泰前監督が、6月中から顧問として現場に復帰していたと報じられたからだ。 若林前監督は部内体罰と報告義務違反のため、昨年12月5日から4カ月…
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高校時代に評価が分かれていた万波中正を、日本ハムに推薦した理由
日本ハムの万波中正がパ・リーグ本塁打トップを走っている。交流戦最終戦となった19日、横浜高時代の思い出の横浜スタジアムで、決勝13号ソロを放った。 万波は横浜高1年夏の神奈川大会でハマスタの…
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侍Jを世界一に導いた栗山監督から送られてきた 筆で書かれた手紙の中身
自宅に1通の手紙が届いた。今月2日のことだ。日付は5月30日とある。差出人は3月のWBCを制し、任期満了で5月末に退任した侍ジャパンの栗山英樹監督からだ。 今年1月に放送されたテレビ朝日系「…
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松坂大輔が高校入学早々にわずか5球でマスターした「スライダー」の投げ方を公開する
投手は一にも二にもコントロールである。高校生なら、まずは内外角と高低を狙って投げられるようにする。よく「低めに投げろ」と言うが、配球においては、高めも重要。ストライクゾーンである胸のマークからアゴの…
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春は「馬なり」が強豪高の基本…高校球児はGWをどう過ごしているのか
各地で高校野球の春季大会が行われている。20日からは関東大会が開幕するが、春は「馬なり」が基本である。 翌春のセンバツ甲子園出場のかかった秋の関東大会は、勝ちにいく大会のため、メンバーをほぼ…