匿名放送作家「Z」 TVのトリセツ
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「加藤浩次だから見る」は番組の視聴動機にどれだけあるか
タレント加藤浩次(51)が吉本興業と結んでいたエージェント契約の打ち切りが吉本側からの申し出だったことで、「粛清の始まり」などと取り沙汰されている。同じくエージェント契約の芸人たむらけんじ(47)の…
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テレ東名物プロデューサー独立が象徴 明日なきテレビ業界
テレビ東京の名物プロデューサー佐久間宣行氏(45)の独立劇は、今のTV業界を象徴する出来事と言える。テレビマンが花形だった時代はもはや遠い過去の話で、できるヤツは沈没船から逃げ出すネズミのように独立…
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コロナ禍でテレビの凋落が加速…花形ギョーカイは死屍累々
コロナ禍と緊急事態宣言の延長で、テレビ業界もアップアップだ。民放各局は軒並み4月からの制作費大幅カットを決めた。平均10%というから現場からは悲鳴が上がる。 皮肉なのは、もともと斜陽のテレビ…
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渡部建はスタッフの前で鼻ほじほじ 暴かれた傲慢な人間性
アンジャッシュの渡部建(48)というと、いまだに忘れられない顔がある。もう10年以上も経つが、ある番組の打ち合わせで楽屋を訪ねたときのことだ。 【写真】この記事の関連写真を見る(17枚) …
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渡部建の復帰プランはご破算…生殺与奪を握るのは松本人志
公共の多目的トイレなどでの不倫三昧を報じられて以降、活動自粛を理由にメディア取材から逃げていた渡部建(48)。しかしながら、芸能界への復帰プランはご破算となったようだ。 理由はもちろん、笑え…
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テレ東に時代が追いついたか? 就活学生に1番人気の背景
就活中の学生に希望する会社を聞く人気ランキングで、テレビ東京が初めてテレビ業界トップになったと話題だ。企業の採用などを支援する株式会社ワークス・ジャパンによると、上位100位以内に入ったテレビ局は2…
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テラハ問題でも変らない バラエティーの常識は世の非常識
フジテレビが恋愛リアリティーと銘打った「テラスハウス」問題は、制作会社イースト・エンタテインメント社が出演者の行動の一部を切り取り、ネガティブな側面を強調する編集を主導していたと報じられ、脅迫状が送…
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保身からのパクリ横行 落ちるべくして落ちていくTVの傲慢
テレビ離れが止まらないどころか、不快感すら持たれている。 とくに嫌われているのが民放だ。まだるっこしい前置きで、いいところになるとCMへ行き、CM明けにまた同じ映像が繰り返される。どう考えた…
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スカウトを断る少女たち…もはや芸能界は夢の世界ではない
美少女アイドルグループはAKB恒例の選抜総選挙が見送りになるなか、アンジュルムのリーダー和田彩花(25)の卒業後、新リーダーに就任した2期メンバーの竹内朱莉(21)の注目が高まっている。 ア…
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“AI新人”登場で…職業「女子アナ」はなくなるかもしれない
かつての花形職業、女子アナがいまや衰退職業だ。 小泉進次郎(38)と結婚したフリーアナ滝川クリステル(41)のように野心を燃やし、ポジションを利用してステップアップしていく。五輪の新体操日本…
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業界の掟は通用せず…ジャニーズの覇権は今後も続くのか
ジャニーズ事務所が元SMAPの独立組、稲垣吾郎(45)、草彅剛(45)、香取慎吾(42)を番組に出演させないようテレビ各局に圧力をかけた疑いがあるとして、公取委がジャニーズを注意したというニュース。…
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擁護なし…“闇営業問題”発端のカラテカ入江は本当に悪人か
テレビのバラエティーでお馴染みのお笑いタレントが、振り込め詐欺グループの忘年会に出席し、盛り上げていた。その動画がネットやテレビで流されると、あっという間に騒動へとなっていった。 この仕事を…
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若者の夢につけ入り商売…ブラック化するTVと芸能界の末路
ダウンタウンの松本人志が「バラエティはいよいよ大変だ」とツイートしたのは昨年の11月だったが、その通りの展開になってきている。 「でもさ、テレビで腹痛いぐらい笑わせたいやん」と松本は続けたが、…
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ホリエモンは正しかった…TVはもはやマスメディアではない
タレントになっても、食えない。テレビでは食えない時代が目の前だ。民放は全局で広告収入が前年度比でマイナスに転じた。そこには当然、視聴率争いでトップを独走してきた日本テレビも入り、肝心の視聴率でも落ち…
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不倫報道の華原朋美も…夢もカネもない芸能界は社会の縮図
熱愛も世につれ、だ。四十路になった華原朋美が70代の上場企業会長との不倫で騒がれている。小室哲哉をはじめ、関係を持った相手は数知れず、最近では恋愛体質と形容される華原だが、小室プロデュースでヒット曲…
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90年代はやりたい放題だった…とんねるずへのノスタルジー
オウム真理教の元教祖、麻原彰晃ら7人の死刑が執行された今月は、ある動画がネットユーザーの耳目を集めた。とんねるずの日本テレビ系バラエティー「生でダラダラいかせて!!」が麻原元死刑囚をゲストとして生出…
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既存のテレビ局にとってネットテレビは本当に脅威なのか
元SMAPの3人の生放送した番組が話題になり、インターネットテレビに世間の関心が向いているが、既存のテレビ局がネットを脅威に思っているかというと、そうでもない。マス(メディア)にはならないと大方が見…
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厳しさを増す椅子取りゲーム「一周はできるけどその後」
芸能界に入るハードルが低くなったといわれて久しい。芸事を極めたわけでも、高倍率のコンクールを優勝したわけでもないのに、駆け出し芸人のワンフレーズコントが当たって駆け出しを売れっ子にしてしまう。一躍ブ…
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投資詐欺とは無縁 業界人をうならせた有吉弘行の金銭感覚
「ショクナイ」という業界用語がある。内職のこと。高額なギャラを取って、優雅に暮らしているように見える芸能人を目当てに、海のものとも山のものともつかない儲け話がテレビ局内でひそひそと飛び交い、芸能人は芸…
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「池の水ぜんぶ抜く」象徴 テレ東にあってフジにないもの
民放各局が内々に行っている新企画募集で、驚いたのがこの秋のフジテレビ。「テレ東みたいなやつを持ってきて」ときた。低予算で数字(視聴率)の取れる番組を求めているのだろうが、ここまであからさまな呼び掛け…