野田義治「新・巨乳バカ一代」
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堀江しのぶが珍しく弱音を…「お腹が痛くて食欲がないの」
堀江しのぶの人気はとどまるところを知らなかった。 胸の大きさで売り出すアイドルというのは当時存在せず、むしろ胸の大きさは愛くるしさを売りにするアイドルにとって、大人の性を感じさせるマイナス要…
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満面の笑みで自己紹介「わたくし、村西とおると申します」
1988年初春、野田義治は斉藤慶子主演「採光の個室」発売元のパワースポーツが入っている四谷の高級マンションを訪れた。 堀江しのぶもこのメーカーからプロモーションビデオを発売してもらうのが目的…
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“トリプルブッキングの野田”がとった狂気のヘリ空輸大作戦
「トリプル(ブッキング)の野田」という異名を持つほど、野田義治は仕事を目いっぱい入れた。 仕事が面白くてのってきた堀江しのぶも生き生きとこなしていった。 だがときにはスケジュールがうま…
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返品された雑誌のアンケートはがきに自分で「堀江しのぶ」
零細プロダクションだったイエローキャブ代表・野田義治は大手プロダクションと互角に戦うために知略を巡らせた。 堀江しのぶしかいない弱小プロダクションだから、カネがかからない戦いでなければならな…
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堀江しのぶが表紙&巻頭飾った「DELUXEマガジン」は大反響
やっとつかんだビッグチャンスだった。 「DELUXEマガジン」巻頭グラビアの撮影で野田義治と堀江しのぶはハワイに降り立った。 だが堀江しのぶは野田義治と編集部が用意したビキニをかたくな…
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堀江しのぶ初仕事は平凡パンチ 水着で売る意識はなかった
「(黒沢)監督はロケのとき、あの電柱が邪魔だ、あの家が邪魔だとか助監督に言って、どかしてしまうっていう噂がありますけど、それって本当なんですか?」 記者も映画評論家もけっして尋ねたことのない禁…
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「世界のクロサワ」の看板で渋る堀江しのぶの両親を説得
愛知県西春日井郡在住の高校3年生は、芸能界デビュー前からすでに光を放つダイヤモンドの原石だった。 多くの芸能プロダクションが野田よりも前に触手を伸ばしていた。所属タレントもまだいない野田のイ…
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堀江しのぶは絶対的な日本人の母親像“和顔”だった
「堀江しのぶが巨乳だって知らなかった」 日本中を巨乳まみれにした男・野田義治が予想外の発言をした。 「プロフィル写真は服着ているやつだけだったから。胸の大きさなんてわからない。堀江しのぶ…
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「女の顔は胸から上のこと」巨乳時代は平成から始まった
つい4日前、73歳になったばかりの野田義治はみずからの航路を振り返り、自問した。 「人間の運不運ってやつはあるのだろうか? おまえの運が強かったか弱かったかはわからんが、人の運ってやつは信じら…