野田義治「新・巨乳バカ一代」
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脱がないエロ追求 AVと芸能界の端境で戦った野田のジレンマ
壁が揺れた。 穴が開いている。 激情型の村西とおるがつい壁を殴ってできた穴だった。 野田義治と村西とおるは仕事上で時折、摩擦も生じた。 リビングで2人が話しているとき…
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驚異のジゴロ監督は桑田真澄と交際が発覚したアニータを…
「なんでこんな二枚目が監督やってるんだ。女が素直に言うこときく。どんな激しいことを要求しても女に嫌悪感を抱かせない。不思議な魅力の男でしたよね」 女性を扱う仕事をしてきた野田義治が、驚き呆れる…
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バブル全盛期…即金主義のAV業界を横目に自身の道を歩んだ
「僕があのころやってきたことは、AVが反面教師だったから。そっち(AV)の人たちの印象が残っているんです」 野田義治はいまでもあのころの異様な熱気を記憶している。 バブル期、野田義治は…
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美雪沙織のデビュー作は「月光仮面」役の大村文武が監督を
ダイヤモンド映像の専属女優、黒木香、沙羅樹、松坂季実子、卑弥呼といった超人気女優陣にあらたに新人が加わった。 美雪沙織というまだ18歳の新人だった。童顔でカラダは細いが、よく育った乳房が健康…
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一流女優やモデルが「パワースポーツ」に次々出演した理由
「江副浩正の弁護団費用と私どもダイヤモンド映像およびパワースポーツの制作費は、青天井なんですっ!」 野田義治がバブル期を通してともに仕事をしてきた村西とおる監督が豪語した。 ときは19…
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卑弥呼から結婚を聞いた日比野は1週間孤独に泣き明かした
「日比野さん。わたし……」 池袋の山手通りに面した日比野正明の寝床兼仕事場に卑弥呼がやってきた。 90年代最高のスタイルといわれた美の女神、卑弥呼がAV業界を引退して、お世話になった日…
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卑弥呼の裏ビデオが流出しないよう警視総監に手紙を書いた
1993年夏。 日比野正明は村西監督率いるダイヤモンド映像を退社した。乱脈経営で会社が傾き、多くのスタッフが消えていた。 日比野正明はフリーのAV監督として一からやり直すことにしたの…
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卑弥呼と黒服が乗ったタクシーを…夜の銀座でカーチェイス
「日比野さんに言われて、卑弥呼へのプレゼントとして毛皮のエンバで1000万円近い毛皮、買ってきたの僕ですから」 ダイヤモンド映像グループで助監督をしていた本牧三郎太が回想する。 日比野…
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“陵辱未遂事件”の犯人について卑弥呼が口をつぐんだ理由
「いましたよ。本当はいたんですよ」 某ミスコンテストに出場した卑弥呼は、審査員から「きみのスタイルをもっとよくしてあげよう」と、部屋に招かれ姿勢矯正マッサージを受けることになった。 ふ…
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「あそこのミスコンはスポンサーの愛人にならないと…」
1988年夏。 野田義治は自らマネジメントするイエローキャブというプロダクションから、堀江しのぶを売り出した。 だがこれからというとき、スキルス性胃がんで堀江しのぶは23歳の若さで夭…
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“接待”を強要されるタレントの防波堤になった野田義治
雑誌社主催のミスコンテストに出場した中学2年生は、審査員のプロダクション関係者から、芸能界に進むからにはいつまでも処女でいてはだめだ、と言い含められ、カメラレッスンと称してホテルの一室で関係をもって…
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野田氏と卑弥呼が暴露 女を毒牙にかけた某ミスコンの暗部
「最初は手や足をなでたり押したりしているんだけど、そのうちにあそこまで触ってくるの。からだがしびれてきて、まずいなあって思っていたら……」 村西とおるのもとからデビューした卑弥呼が、女子高生時…
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卑弥呼は「1本500万円」のバブル時代最高額でついにAV出演
村西とおるの悪魔的ともいえる応酬話法をもってすれば2、3時間でAV出演を許諾するのが大半だったが、卑弥呼はまだモデル業に関心があったから、AV出演はなかなか許諾しなかった。 応酬話法の根幹に…
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AV出演をその気にさせる 野田を震撼させた悪魔の応酬話法
卑弥呼はスカウトされたときは、まだ女子高生だった。 村西とおるは卑弥呼が高校卒業するまで待った。 卒業した春、さっそく口説きにかかる。 卑弥呼は、人間が考え得る最高のプロポー…
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野田氏が今でも悔やむ「卑弥呼はホントに欲しかった」
「卑弥呼はホントに欲しかったの。うちの会社に。オレはああいう子をタレントにしたかったんだけど、やっぱり目の前にさ、札束積まれてしまうと勝ち目がなかったから」 いまでも野田義治が悔しがる一件があ…
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「タレントっていうのは怖い」付き合う男の影響力は強い
「報道の通りじゃないですか」 細川ふみえとビートたけしの真相を尋ねたら、野田義治が重い口を開いた。 ビートたけしのバイク事故で、入院先になった新宿区の東京医科大学病院に到着したのは野田…
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ビートたけしの事故現場に野田社長が写り込んでいた理由
1994年8月2日朝。 かつて村西とおる監督のもとで働いていた日比野正明と本牧三郎太がテレビを見ていた。 この当時、ダイヤモンド映像は崩壊し、日比野も本牧も独立して池袋を根城にAV監…
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細川ふみえ着用 グラビア界に革命をもたらした“眼帯ブラ”
人はそれを“眼帯ブラ”と呼んだ。 文字通り眼帯ほどの小さな布面積しかないブラのことである。 着用する細川ふみえはGカップ91センチ。ほとんど乳輪しか隠せないほどの極小ブラは、乳房のか…
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細川ふみえ“Gカップ特注ブラ”は仰天の30万円以上だった
細川ふみえが五反田のキャバクラに勤めていたころに客に撮られたプライベート写真が流出した。 野田義治はこれ以上の流出を止めるために、店に乗り込み、こわもてが居並ぶなか直談判をした。 「結…
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流出した細川ふみえのキャバ嬢時代写真を巡って直談判に
「(細川)ふみえはスカウトじゃなくて、講談社の『DELUXEマガジンORE』の編集長の紹介でした」 堀江しのぶ、かとうれいこの水着がグラビアを席巻し、ドラマ、歌、バラエティーに進出していった。…