紙上であちこち探訪本
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「キャッシュレス国家」西村友作著
中国の四川省に有名な「楽山大仏」を見にいった時のこと。入り口でチケットを買おうとして途方に暮れた。 支払い方法が「アリペイ」「ウィーチャットペイ」のどちらかだけで、何と現金もクレジットカード…
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「わが天幕焚き火人生」椎名誠著
電子書籍のような便利なものがまだなかった時代、海外で手に入る日本語の本は貴重だった。長旅の途中、ほかの日本人旅行者から譲ってもらったり、だれかが宿に置いていったりした本を貪るようにして読んだものだ。…
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「観光亡国論」アレックス・カー、清野由美著
訪日外国人が増え続けている。2011年には年間622万人だったのが、18年にはついに3000万人を突破。政府が目標に掲げる4000万人の達成も現実味を帯びてきたが、一方で観光客が急増したことにより、…
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「2049 日本がEUに加盟する日」高城剛著
「えっ、日本がEUに加盟?」タイトルからしてぶっ飛んでいるのだが、読み始めると衝撃的な話のオンパレードでページをめくる手が止まらなくなった。たとえば、地球は温暖化しているのではなく寒冷化に向かっており…