至福の始末料理
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【豆乳の簡単プリン】味噌汁に加えた残りで極上スイーツ
毎朝欠かさず飲むようにしている味噌汁。体温を上げ、腸内環境を整え、老化防止につながるイソフラボンまで取れて良いことずくめだ。 そんないつもの味噌汁に無調整豆乳を“ちょび”っと加えるとコクが増…
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【水キムチ】米のとぎ汁でつくる「飲む美容液」二日酔いの朝に!
本場の韓国では“飲む美容液”と言われるほど栄養価が高い水キムチ。野菜を発酵させた浅漬けの漬物で、乳白色のスープには植物性の乳酸菌がたっぷりと含まれる。ほんのりと酸味が効いた漬け汁ごといただくのが基本…
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【天然カンパチのふりかけ】約1kg・500円で1週間も楽しめる
行きつけの魚屋に行くと、真っ先に足を運ぶのは魚のアラが置いてある場所だ。タイの頭やら、刺し身用のマグロのアラなんかが山積みになっていて、見るだけでも楽しい。 過日、目に留まったのは天然のカン…
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【鶏手羽の冬瓜煮込みと煮こごりの夏野菜ゼリー寄せ】煮汁が涼しげな一品に
夏になると、我が家の家庭菜園の小さな畑でもいろいろな野菜が採れる。 採れるのはうれしいのだが、トマトなどは一気に30個も40個も採れるし、オクラなどはうっかり採りそびれると繊維が硬くなり食べ…
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【ハモだしのリゾット】米で飲む! 頭と骨で濃厚なだしを抽出
京都はいま、祇園祭の真っただ中だ。17日には3年ぶりに行われた山鉾巡行の様子がテレビで盛んに報じられていた。 祇園祭は別名「ハモ祭り」とも。京都人はこの時季に旬を迎えるハモを食べて暑い夏を乗…
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【タラ肝】実は夏が旬! 100g30円で最高の冷酒のお供
タラは漢字で「鱈」と書く。字に「雪」とあるように、冬の味覚の代表格だ。だが、釣り人の間では「夏鱈」と言われ、実はこの時季のタラこそ「冬よりうまい」と珍重される。冬の産卵期には白子や真子(タラコ)に取…
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【乾パンでチャンプルー】防災グッズ見直しの副産物で夏らしい一品
6月だけでも徳島、石川、北海道、熊本と震度4以上の地震が相次いでいる。防災グッズの見直しをしたら、賞味期限をはるかにオーバーした乾パンと目が合った。実は2年前のコロナ発生当初にも一度、目が合っていて…
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【甘夏のマーマレード】外皮までおいしくたいらげる
近所の知人宅の庭先にある木に数えきれないくらいなっている甘夏。いつまでたっても減ることなくそのままなのは観賞用なのだろうか。確かに初夏の風景かもしれないが、あの酸味が思い出されてジワリと唾液が出てく…
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【醤油ラーメン】鶏手羽と豚ひきをスープとタレと具に
ラーメンのスープは通常、鶏ガラや豚骨をメインに使う。 が、鶏ガラにしても豚骨にしても下処理が面倒だし、シロウトの手に負えそうもない。より手軽で、扱いやすい食材で自家製のラーメンは作れないかと…
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【ゴーヤー丸ごとパスタ】「えっ、ワタと種を捨てちゃうの?」
夏野菜の代表格、ゴーヤーを買った。近所のスーパーで1本228円。定番のチャンプルーをつくろうと、ゴーヤーを縦半分に切り、ワタと種をスプーンですくい取ったら……ふとここで、宮崎県出身の古い友人の言葉を…
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【ツマを利用した大根もち】添え物から主役級のツマミに昇格!
「高い、何もかも高い」。スーパーに行くとブツブツと呪文のように唱える日々を送っている。それでも「お給料が出た時ぐらいは……」と刺し身の盛り合わせ(6点)を買い物かごに入れた。税込みで1706円ナリ。 …
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【砂肝のコンフィと銀皮の赤ワイン煮】250グラム200円と安い! コリコリ感を生かして
我が家の大人たちは全員晩酌をするので、娘は小さい頃からいわゆる「酒のアテ」的なおかずを好んで食べるようになってしまった。なかでもお気に入りは砂肝だ。 砂肝は1パック250グラム、200円前後…
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【酸辣湯麺(サンラータンメン)】発酵し過ぎたキムチが大活躍
ありがたいことに、近所に料理好きの幼なじみが住んでおり、何かというとおいしい料理を届けてくれる。 今、彼女がハマっているのがキムチ作り。アミの塩漬けだとか唐辛子の量だとか、入れるものの微調整…
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【どて焼き(牛スジとコンニャクのみそ煮込み)】100グラム150円のごちそう
牛肉は高い。シチューやカレーに使うスネ肉だって、和牛であれば結構な値段だ。けれども、スジ肉なら手を出しやすい。 行きつけの肉屋なら和牛のスジが100グラム150円。店に置いてあれば買うし、置…
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【ウドの皮のきんぴら】さわやかな香りとシャキシャキの食感
「ウド」と聞いて全体像を思い浮かべることができないのは当方だけか。漢字で書くと「独活」で、恥ずかしながらさらに縁遠い。料理屋で「ぬた」を注文して、ウドと魚介とネギなどの酢味噌和えが登場して、ようやく馴…
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【ふきの葉の佃煮】ほどよい苦みがご飯のおかずにも、つまみにも
この時季の野菜、ふき、たらの芽、うど、菜の花などは香りがよくうまいが苦みがあるのが特徴。若かりし頃は口の中で先に訪れる苦みばかりに気をとられて、うまみを味わえなかった。まして薄口に調理されることが多…
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【おからでお好み焼き】小麦粉高騰に栄養満点なのにヘルシーな対処
おからの女──近所の豆腐屋さんでは、そう呼ばれているに違いない。看板商品のおぼろ豆腐ではなく、おからばかりを買っているのだから。軒先におからがたっぷりと入ったポリ袋が並んでいると、どうしても買わずに…
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【スズキのアラの味噌漬け】味噌ダレは甘くするに限る
デパ地下の精肉売り場や鮮魚売り場には、必ずと言っていいくらいお宝が眠っている。 精肉売り場ならおすすめは牛スジ。国産のブランド牛のスジまで一緒くたにしている割に廉価なのがいい。スジ肉なのに霜…
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【大根おろしとキンピラとスープ】丸ごと1本、使い尽くす
食卓を彩るおかずには主役と脇役がある。これは主菜と副菜という意味合いとは必ずしも合致しない。主菜は主に肉、魚、大豆などのタンパク質や脂質を指し、副菜は野菜や海藻などビタミンや繊維質を指す。そういう栄…
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【ヒラメのアラ汁】釣りガールに教わった下処理いらずの超簡単レシピ
東京・築地でダイニングバー「nude」を経営する元タレントの花音さんは、釣りガールとしても有名だ。海釣りが好きで、今も月に1度は船に乗る。 今年の釣り始めは、富津沖でカワハギを狙って見事竿頭…