2024年ドラフト注目投手「生採点」
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富士大・佐藤柳之介 投球フォームと球道の高い再現性、ミット位置に決まる「コントロール率」の精緻
去年の春ごろまでは、投げてみないとわからない投手だった。 左腕にしか投げられないホームベース上を斜めに切れ込んでくる速球の軌道は鋭かったし、タテの落差も帯びたスライダーに、チェンジアップ、フ…
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愛知工業大・中村優斗 スピード感十分の体重移動、左足で地面をドーン!と叩く強大エネルギー
昨年12月の初め、「侍ジャパン学生候補合宿」の松山・坊っちゃんスタジアム。 紅白戦の3番手に、この投手がマウンドに上がり、打者に投げ始めて、ネット裏がどよめいた。 【写真】この記事の関…
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東海大相模・藤田琉生 打者をヘッドアップさせるリリースポイントの「あり得ない高さ」
身長2メートル近い「超」の付く大型左腕が東海大相模に進んだことは、入学時から「業界」では結構知られていた。湘南クラブという名門中学軟式チームの頃から、大器と評判だった。 【写真】この記事の関連…
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関大・金丸夢斗は間違いなく何年に1人の左腕…クロスファイアはスライダー回転を帯びて厳しく食い込む
「今永昇太(カブス)、菊池雄星(アストロズ)……間違いなくそれぐらいのピッチャーになれるヤツですよ、ただし……」 あるスカウトと、そのあとの部分で意見が一致した。 【写真】この記事の関連…