著者のコラム一覧
安倍昌彦スポーツライター

1955年、宮城県生まれ。早大卒。アマ時代に捕手としてプレーした経験を生かし、ドラフト候補のボールを実際に受けて取材するスタイルを確立。通称「流しのブルペン捕手」。自身が責任編集を務める雑誌「野球人」を始め、著書、寄稿は多数。

関大・金丸夢斗は間違いなく何年に1人の左腕…クロスファイアはスライダー回転を帯びて厳しく食い込む

公開日: 更新日:

金丸夢斗(関大/投手・左投左打・177センチ・77キロ・神港橘高)

「今永昇太(カブス)、菊池雄星(アストロズ)……間違いなくそれぐらいのピッチャーになれるヤツですよ、ただし……」

 あるスカウトと、そのあとの部分で意見が一致した。

【写真】この記事の関連写真を見る(19枚) 

 最低1年間の強化練習期間が必要。来季からすぐ……の即戦力と見なしてはならない。

 普通の公立校(兵庫・神港橘高)から関大に進学してすぐにローテーションの一角に抜擢。リーグ戦中は土・日の試合に投げるために強めの練習は週2日ほど。疲労しない程度の「調整」みたいな毎日。リーグ戦が終われば、オープン戦があって、学生ジャパンとしての行事もあって、何かと忙しかった4年間。腰を据えて、しっかりと体力強化に励む時間は、持ちたくても、なかなか持てなかったろう……これが、そのスカウトの方との「共通認識」となった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神“強制終了”は「事実上の解任」…体調不良で異例の退任会見ナシなど誰も信じない

  2. 2

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  3. 3

    日本ハム優良2助っ人が流出危機…新庄監督まさかの「公開残留要請」、オリ&西武が調査か

  4. 4

    天台宗住職レイプ疑惑 行為の最中に真言や「南無観世音」も尼僧に強要していた

  5. 5

    ついに推薦入試ネット出願登録スタート…悠仁さま“東大進学論争”の根本原因は政治家の怠慢

  1. 6

    阪神藤川監督の就任会見「言語明瞭、意味不明瞭」だった“特殊事情”…虎ファンが感じた心の揺れ

  2. 7

    NHKも優遇なし…青山祐子アナに「育休中の給与返せ」猛批判の誤解

  3. 8

    巨人・岡本和真「メジャー断念」に現実味…“元エースと4番”の同時流出はあり得ない?

  4. 9

    朝ドラ「おむすび」は不評だけど…「3000万」「宙わたる教室」は《やっぱりドラマはNHK》《今期一番》の声

  5. 10

    バスケ男子代表PG河村勇輝 NBA生き残りは《172cmの低身長生かした防御力》がカギ