国交相も異例の呼びかけ「引っ越し問題」解決のカギは家具・家電付き賃貸の普及にある

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「引っ越し時期をずらして欲しい」──大臣からの異例の呼びかけだ。

 3月から4月にかけて日本全国で発生する引っ越しラッシュについて、中野洋昌国土交通相が引っ越し時期の分散を要請している。国土交通省の調査によると、3月の引っ越し件数は通常月と比べて大幅に増加し、特に3月15日から4月6日の期間は混雑が予想されているという。大手引っ越し事業者6社のデータでは、この時期の件数は約29万5000件で、年間平均の約15万件の2倍近い。

 中野国土交通相は2月12日の会見で「トラックドライバーの労働負荷の低減や、スムーズな引っ越しのためにも、混雑時期をできるだけ避け、引っ越し時期の分散に向けてご協力をお願いします」と述べた。

 昨年4月に施行されたトラック運転手の時間外労働の上限規制による運転手の人手不足、いわゆる「2024年問題」により需給は逼迫している。

 そもそも春は引っ越し料金も割高になるため、時期をずらせば費用削減が期待でき、利用者側にも恩恵がある。

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