ヒーロー
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西武・今井がプロ初勝利 母が語る“学生時代の野球本漁り”
西武でプロ初登板初先発初勝利は、99年の松坂大輔(現中日)以来19年ぶり。最速152キロの速球を武器に、好調なヤクルト打線を6回1失点に抑えた16年夏の甲子園の優勝投手・今井達也(作新学院)に関して…
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呉からサヨナラ3ラン ソフトB中村晃に備わる卓越“選球眼”
甘い球を逃さなかった。 日本シリーズ第4戦の延長十回2死一、二塁。カウント1ボール2ストライクからの5球目だった。阪神の守護神・呉昇桓の148キロの直球をコンパクトなスイングで捉えると、打球…
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殊勲のソフトB吉村 秋山監督の「1対1指導」に心酔で復活
CSのMVP男・ソフトバンクの吉村裕基(30)が足で魅せた。日本シリーズ第3戦、ソフトバンクは初回、内川の適時打で先制するも、二、三回は得点圏に走者を出しながら点が入らず。その遠い2点目をもぎ取った…
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日ハム逆王手 延長V打中島は来季の「居場所確保」をアピール
「昨日、今日もチャンスで打てなかったので。最後、あそこ(十一回)で打たないと男じゃないと思って打席に入りました」 19日のCSファイナルステージ第5戦。延長十一回1死満塁から右翼前に決勝打を放…
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マエケン視察の米スカウト垂涎 広島・菊池のポテンシャル
米スカウトの間で一番有名な現役二塁手、と言っても過言ではないだろう。広島の菊池涼介(24)五回に適時二塁打を放ち、チームに貢献。9日には延長十回にサヨナラ適時打を決めており、連夜の活躍を見せた。 …
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5連勝のオリ西勇輝 防衛率0点台を支える「盗み」と「睡眠」
「野手の方々がリズムよく守ってくれたので。自分のテンポに持っていけたのがいい結果につながったと思います」 29日のソフトバンク戦。7回2失点の好投で無傷の5連勝を飾った本人は試合後、こう言って…
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130m満塁弾で話題 SB柳田悠岐は王会長が惚れた“逸材”
「このみなさ……たくさんの皆さんを喜ばせたいという思いで打席に入りました。サイコーでしたあ!」 初々しさの残るヒーローインタビューに、満員御礼のヤフオクドームがどっと沸いた。27日の西武戦は「…
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プロ4年目で初勝利 楽天・福山「投げる代走要員」返上へ
「同級生だけど神様の田中くん(現ヤンキース)が、(右翼の田中の看板を指し)あそこから見ているので恥ずかしい投球は出来ないと思って投げています」 北島三郎によく似た顔をほころばせ、お立ち台でこう…
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“弱者”だったからこその大出世 楽天・則本「気迫」の源泉
「同点にされたけど、しっかりしのげばウチの打者は頼もしい人ばかりなので、逆転を信じて投げました」 則本昴大(22)のお立ち台での言葉に、楽天ナインは「おまえが一番頼もしい」と思ったに違いない。…
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「待ってろ、巨人」 ロッテ・グライシンガーを発奮させた古巣への“恨み”
延長十回に決勝本塁打を放ったのはブラゼルだが、この男の快投を忘れてはいけない。 負ければ楽天に王手をかけられる大事な一戦。崖っぷちのチームを救うべくマウンドに上がると、6回4安打無失点の好投…