「あなたを救う培養幹細胞治療」辻晋作著

公開日: 更新日:

 山中教授のノーベル賞受賞で脚光を浴びた「再生医療」が今、身近な治療で次々と適用が始まっている。今夏には幹細胞を用いた新型コロナウイルス治療薬の治験も始まったという。その市場規模は10年後に約1兆円になると見込まれる。

 再生医療とは皮膚などヒトの組織や細胞を用いた治療法のことで、投薬や手術も不要なため、従来の治療よりも患者への負担が少ない。現在、多くの医療機関で行われているのは、骨髄にある幹細胞と似た性質を持つ皮下脂肪の幹細胞を用いた治療だ。黎明(れいめい)期から再生治療に取り組む形成外科医の著者のクリニックでは、変形性膝関節症をはじめ、さまざまな治療が行われている。

 再生治療の歴史と治療の実際、そして今後の展望を解説した医療テキスト。

(集英社インターナショナル 880円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  2. 2

    赤沢経産相“ナフサ不安”の呆れた責任逃れ シンナー不足「目詰まり」「解消済み」に塗装業界は不信感

  3. 3

    山本由伸の敵は身内ドジャースのヘッポコ捕手陣 自動投球判定システム「セルフチャレンジ」のススメ

  4. 4

    京都小6男児遺棄事件は急転直下! 父親逮捕で残る数々の「謎」…犯行動機は? 隠蔽工作も稚拙

  5. 5

    松本人志の地上波本格復帰を誘発? 消息不明だった板東英二が高須克弥氏のインスタに登場の意味深

  1. 6

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  2. 7

    楽天は“格安”、12球団監督の年俸はこうして決まる…出来高、日米待遇格差まで丸っと解説

  3. 8

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  4. 9

    「考える野球」に混乱と苛立ちが続く中、涙が出そうになった野村監督の声かけ

  5. 10

    田中将大 好調のウラに“病気”の克服…昨季との「決定的な違い」を元巨人投手コーチが解説