「世界一簡単な驚きの健康法 マウステーピング」あいうべ協会編 今井一彰 中島潤子著
歯肉が腫れやすい、口内炎ができやすい、などの症状に悩んでいる人は、口呼吸をしている可能性がある。夜、寝るときに口呼吸をしていると、口が乾燥してバイ菌が増えるのだ。
その予防法として著者が勧めるのがマウステーピング。医療用の幅12ミリのサージカルテープを5センチの長さに切り、寝る前に唇の真ん中に縦に貼って、唇が開かないようにするだけだ。唇に貼る前に手などに何回か貼ってテープの粘着力を弱めてから貼ると、剥がすときに痛まない。睡眠時無呼吸症候群、糖尿病、高血圧などに効果がある。
コロナ禍で日常的にマスクをしていると、気づかないうちに口呼吸になっているのでご用心。
(幻冬舎 1320円)