古賀氏発言に手をついて謝罪…古舘伊知郎に「報ステ」降板説

公開日: 更新日:

「かつて反自民を標榜していたテレ朝もいまは完全に牙を抜かれ、安倍政権に屈服状態です。最近では安倍首相テレビ朝日の早河洋会長は昵懇の間柄。そんな流れの中で何かと口うるさい古賀氏の降板が決まった。が、その前から実はずっと古舘の降板話も局内で議論されているのです。『報ステ』は平均視聴率10~12%台をキープ。大事件や政局が発生すると15%超えも珍しくなく、テレ朝躍進の礎とも評された優等生番組。その一方で指摘されているのが年間4億円ともいわれる古舘の出演料。古舘と一緒に『報ステ』を制作する古舘プロを切れば億単位の制作費を抑制できる。政権に物言う番組は今や局にとっても煙たい存在。テレ朝としては古舘切りは一石二鳥なのです」

 古舘にとってはこんな不都合なデータも出回っている。

「ある潜在視聴率データによると、『報ステ』は番組平均視聴率が常にフタ桁台を保っているのに古舘は4.3%しかなかった。ちなみに『NEWS ZERO』の村尾信尚は4.9%、『スッキリ!!』の加藤浩次は5.1%。驚いたのは『モーニングバード』の羽鳥慎一が5.9%と断然のトップだったこと。つまり、古舘は唯一無二の存在ではなく、もはや“オワコン”ということです」(編成関係者)

 もし口論の場でひよらずに、古賀氏の肩を持っていたら……。古舘は「報ステ」をクビになったとしても歴史に残る名キャスターになっていたはずだが。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”