東京ドラマアウォード席巻 鈴木亮平「世界で勝負」の可能性

公開日: 更新日:

 しかも、「演技力も特筆すべきものを持っている。朝ドラの主人公はあくまでヒロインであり、相手役は主人公を輝かせる絶妙のアシストが求められる難役。バランス感覚が問われますが、鈴木亮平という役者は作品に貢献しながら、見事に自身の株も上げました。芝居や雰囲気にギラついた感じはなく、ひと言でいえばクレバー。今後は彼の演じる悪役を見てみたい」(上智大学教授の碓井広義氏=メディア論)。

 10月期クールはTBS系ドラマ「結婚式の前日に」で香里奈(31)扮する病に侵された主人公のフィアンセ役として出演。今月31日公開の主演映画「俺物語!!」では短期間で体重を30キロ増やす妥協しない役づくりが注目された。肉体改造に妥協しないストイックな一面が、和製クリスチャン・ベールともいわれるゆえん。英語ペラペラで変幻自在の体形……“世界のスズキ”がハリウッドデビューする日も遠くない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動