榎木孝明、鈴木亮平…芸能界「筋トレ」の次は「不食」ブーム?
タレントのダイエットといえば、ちょっと前はライザップが注目されたが、ここにきて流れが変わってきた。「筋トレで体を作る」のではなく、「食べないで痩せる」だ。実践者として大注目されているのは俳優の榎木孝明(59)。基本的には水しか摂取しない「不食」を30日間実施し、9キロの減量に成功したという。
また、21日に放送された「天皇の料理番」(TBS系)で、以前より20キロ痩せた姿を披露し、視聴者を仰天させた鈴木亮平(32)も、そんなひとり。鈴木の減量方法も筋トレではなく、食事制限。オートミールをお湯でお粥状にしたものを小さなスプーンで少しずつ食べた結果だという。
世の中にダイエット法はゴマンとあるが、そりゃ、筋肉がどうのこうのいうより、「食わない」のが最も手っ取り早い方法には違いない。問題は「空腹に耐えられるか」「健康を害しないか」だ。この点、ベストセラー「やってみました!1日1食」の著書のあるジャーナリストの船瀬俊介氏に聞いてみた。
「これまで1日3食だった人がいきなり1食にしたり不食に挑戦したら、低血糖で体がフラフラになる可能性はありますよね。そんなに無理する必要はありません。要はカロリー制限ですから、3食だった人は1日2食から始めればいいし、ある日、3食ドカ食いしちゃったら、翌日食事を抑えればいい。それを3日も続ければ体調の良さに気づき、苦痛もなくなるはずです」