1日を振り返る“儀式” おりも政夫が語る「寝酒」の効能

公開日: 更新日:

 若い時は弱かったですね。飲むと顔がすぐに赤くなるし、すぐ寝ちゃいました。25歳の時にフォーリーブスを解散してひとりの仕事が増えた頃からです、飲むようになったのは。ひとりになって増えた舞台の仕事の時は30日間の公演なら29日は飲んでいた。とくに楽しかったのは左とん平師匠と小野ヤスシさんと飲んだことかな。とにかくおふたりともハジケてる方なので、歌って踊って楽しいお酒でした。僕もそのペースについていくのに必死だったのを覚えています。

 ただ、飲むと眠くなっちゃうタイプだから、クラブとかに飲みに行った時も、1杯で寝ちゃうことがあった。お店の人に「寝に来たの?」なんて笑われたりもしてね。それでも毎日欠かさず飲んでます。

■寝酒は一日の“最後の仕上げ”

 とくに寝る前の「寝酒」。これは僕にとっては“儀式”のようなものです。たくさん飲んで帰った時も飲みます。ひとりで飲む時もあるし、女房が相手をしてくれる時もあります。映画を見ながら飲んだりもね。

 地元の居酒屋かなんかで飲んだ時はすぐに酔って帰宅するけど、それでも飲む。一日の“最後の仕上げ”として。その日起きたことを振り返りながら、あの時の発言は相手に失礼じゃなかったかとか、次のステージではこうやったら面白いんじゃないかとか。何か思いついたらメモに残しておくんだけど、次の日に見ると明らかに酔って書いたなってわかることも多いけどね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動