サンドウィッチマン富澤 2007年M-1優勝の瞬間を振り返る
大井からテレビ朝日へすぐ移動。途中で渋滞にはまり、お互い違うバイクの後ろに別々に乗せられ、ちゃんとネタ合わせできないままスタジオ入り。着いてから、ちょっとネタ合わせしただけ。
自分らの中では決勝にいくのが目標だったから“何位になってもいいなぁ”と思ってた。ネタをやり終えて“ビリにはならないだろう”くらいに感じてたら、点数がトップ。「やった!」と。
■緊張しなかったのがよかった
トップ3組(他にトータルテンボス、キングコング)で、もう1本ネタをやり、結果発表で僕らに優勝が決まったとわかった時は「マジか」と。準決勝をちゃんと勝って決勝に選ばれて最初からスタジオにいてネタをやったら緊張してミスってたでしょうけど、大井競馬場から移動、バタバタして緊張しなかったのがデカかったと思います。審査員のほうも見ないでネタやりましたし(笑い)。
本番の後は番組の打ち上げで祝ってもらい、夜の帰り道で、歩いてる人から「あ、サンドウィッチマンだ!」と声をかけられて、「M―1って、こんなに影響力あるんだ!」と驚きました。でも、相方と帰った場所はいつもの汚い部屋で、優勝した実感湧かなくて。