サンドウィッチマン富澤 2007年M-1優勝の瞬間を振り返る

公開日: 更新日:

 2~3時間したら優勝コンビとして朝の情報番組の生放送に出るスケジュールなのに、録画しておいた「M―1」を2人で見たんです。敗者復活で敗れて自分たちが映ってなくても、見るのが好きで毎回、留守番録画してるから。それを見て「本当に優勝したんだ」と思いました。変な感じでした。朝、敗者復活戦に行くために2人で部屋を出た時は優勝するなんて思ってないわけですから。

 翌日からはテレビ局で芸能人の方たちが僕らのことを知っていてくれてうれしい半面、慣れないから疲れる日々でした。

 “その日”から11年が経ち、年々忙しくなってるのでありがたい。優勝した日から「10年頑張れたら、たぶん大丈夫かなぁ」という気持ちでやってきた。この世界、いつ消えるかわからないから、11年経った最近、やっと少しホッとしてます。いつまでも今のペースが続くとは思ってないけど、長く続けられる番組を持ててライブにお客さんがいっぱい入ってくれるのが理想ですね。

 (聞き手=松野大介)

▽1974年4月、宮城県出身。伊達みきおとお笑いコンビ・サンドウィッチマンを結成し、98年から活動。「バイキング」(フジテレビ系)、「帰れマンデー・見っけ隊!!」(テレビ朝日系)、「サンドウィッチマンの東北魂」(ニッポン放送)他、多数。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動