森本レオ「第2の裕次郎」と キムタク主演映画でついに本領

公開日: 更新日:

 木村演じる「人を見れば犯人と疑う」昔かたぎの刑事が、「人を信じる」信念を持つ教育係(長澤まさみ)と、事あるごとに衝突しつつも犯人捜しに奔走する。映画は2人の軽妙なかけあいと、次々とやってくるあやしげな訪問客を演じるオールスターキャストとのアンサンブルが見どころだ。

「本筋は犯罪捜査ですが、理不尽なクレーム客に苦労するキムタクを、長澤が鮮やかにフォローするなど、プロのホテルマンの誇り高い姿を描くお仕事ムービーとしても面白い。もちろん、東野原作ですから犯人捜しの謎解きも本格派で、スターを揃えたお気楽ドラマかと油断していると、あまりの衝撃にぶっ飛びますよ」(前田氏)

■森本レオは「第2の裕次郎」と絶賛

 映画のPRのために出演したバラエティー番組では「何をやってもキムタク」と批判されることへの愚痴や本音をこぼしていた木村。しかしながら、かつて日刊ゲンダイのインタビュー取材後の雑談で俳優の森本レオはこんなことを言っていたものだ。

「僕が思う名優は木村拓哉。何をやってもキムタクって素晴らしいじゃないですか。彼こそが第2の石原裕次郎ですよ」

 キムタクの本格化はこれからである。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動