もはや“国民的上司” 天海祐希も昔は「生意気」だった?
先日のイベントとは、10月10日に行われた、映画「最高の人生の見つけ方」のイベントのこと。当日は、主演の吉永小百合と天海が観客の前にサプライズで登場。生の天海を見たファンの女性が「(天海のことを)ずっと好きで。今日初めて会えてうれしい」と涙ながらに告白したのだが、その際に天海がかけた言葉が〈感動的だ〉〈さすがは天海祐希! カッコいい!〉と、ネット上で一気に拡散されたのである。
「『私を応援する気持ちと同じくらい、自分を応援してくださいね。それできっとあなたの人生も素晴らしくなる』と、その女性に言葉を返したんですよね。こんな言葉をサラッと、しかも即座に言える人がどれだけいるでしょう。やはり理想の上司に選ばれ続けるだけのことはある、素敵な女性だなと思いました」(前出の山下真夏氏)
今や理想の上司にふさわしい言動で注目される天海だが、宝塚時代にはこんな一面もあったようだ。
「宝塚時代の天海はマスコミ嫌いだったのか、取材時でも笑顔が少なく、言葉数も多くなく、決して愛想がいいとは言えない時もあった。現在の、率先して場を盛り上げようとする彼女とは別人のようでしたよ。一部の記者からは『生意気だ』なんて声も聞こえてきましたね」(スポーツ紙芸能担当記者)
もっとも、宝塚のトップスターだった当時の天海はまだ20代。気分のムラやイライラを隠しきれない時代があったとしても、まあ、仕方がない。そんな天海も50代。人として成熟し、他人を思いやり、励ませる度量の深さで、今後も“国民的な上司”であり続けるだろう。