13年ぶり「ハケンの品格」出演陣“加齢と大御所化”という壁
「私を雇って後悔はさせません。3カ月間お時給の分はきっちり働かせていただきます」のすがすがしい名セリフとともに、13年ぶりに篠原涼子(46)主演の「ハケンの品格」(日本テレビ系)が戻ってきた。数々の資格を持ち、時給は3000円の“スーパー派遣”として篠原演じる大前春子の爽快劇。世の中はコロナ禍の影響で派遣切りが急増し、その影響もあってか、初回視聴率は14.2%と幸先良いスタートを切った。
前作から13年ぶりとあってか、キャストたちの老化、いや大御所感は否めない。それもそのはず、篠原は大女優となり、プライベートではこの13年の間に2人の子供を出産し、子育てまっただ中。2人の子供は12歳と8歳になり、手がかかる時期は過ぎたものの、まだ母親の手が必要な時期でもある。
本来であれば、4月にスタートするはずだったが、コロナの影響で放送が延期され、前回のドラマが特別に放送されることになった。その際、篠原が自宅から自撮りで告知をしたのだが、篠原はエプロンをし、顔こそ見えないが子供らしき姿も映り、篠原の母親としての顔を垣間見ることができた。