竹野内豊「イチケイのカラス」の成功に悲恋…続編期待の声

公開日: 更新日:

■どんなイケメン俳優も結婚すればファン離れ

 しかし、“芸能界最後の大物独身俳優”と称される竹野内にも人生のターニングポイントがあった。14年に交際が明らかになった倉科カナ(33)との5年間に及ぶ恋愛だ。17年暮れから18年春にかけて結婚の噂が盛んに流れたが、結局ハッピーエンドにはならず。破局の理由については諸説あるが、あるベテランマネジャーは「竹野内さんは最終的に結婚より仕事を選んだのだろう」とつぶやいた。

 どんなイケメン俳優も結婚したらファン離れを起こすというのが芸能界の常識だ。実際、竹野内と年齢が近い反町隆史(47)、大沢たかお(53)、及川光博(51)、織田裕二(53)、福山雅治(52)といった結婚した人気俳優たちは独身時代と同じ人気をキープしているとは言い難い。中にはファンクラブの会員が激減した俳優もいたし、ドラマでも映画でも第一線から退いた人もいた。前出のベテランマネジャーは「竹野内さんは恐らく彼らを半面教師にしたのでは」と推察する。

 4年前に結婚を決断していたら「イチケイ」の竹野内は存在していなかったかもしれない。私生活を犠牲にした竹野内の執念がもたらした成功と言い換えてもいいだろう。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???