映画館は中高年の避暑地! 懐かしの作品続々、青春時代にタイムスリップ

公開日: 更新日:

■懐かしの作品がズラリ

「昔は週末に公開される新作のラインアップをいつもチェックしたものだけど、気がつけばロードショー作品も知らない」

 そういう中高年の声にうなずく向きも多いかと思ったら、さにあらず。大ヒット中の「トップガン」をはじめ、繁華街では映画を大いに楽しんでいる中高年の姿がそこここに。「トップガン」は懐かしの作品の続編ということもあるだろうが、劇場に張られたポスターのラインアップを見るとそれも納得。プレスリーの伝記「エルヴィス」、「シン・ウルトラマン」「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」など、中高年世代にも馴染み深い名前やタイトルがズラリで、更には「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」が今月末に公開、シルベスター・スタローンの「ロッキー4」がスタローンによってリニューアルされ、「ロッキーVSドラゴ:ROCKY Ⅳ」として来月公開。時計の針が逆戻りしているようにも見えてしまう。

 最新の映画館は空調も座席も快適でくつろげ、チケットもネットで買えて、かつてのように席取りに並んだり、立ち見の心配もなし。1900円は決して安くはないが、クソ暑い夏、映画館は中高年世代にとって絶好の避暑地なのかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動