小野花梨は伊藤沙莉に続けるか? テレ東「初恋、ざらり」の難役で“愛され度”が急上昇
■過去には和久井映見が軽度知的障害を持つ女性役を
軽度知的障害を持つ女性が主人公となれば、古いドラマファンの中には1996年に放送された連ドラ「ピュア」(フジテレビ系)を思い出す人もいるかもしれない。平均視聴率は23.5%という今では考えられないほどの高視聴率を誇った人気ドラマで、主人公の軽度知的障害を持つ優香を演じたのは和久井映見(52)だ。
「当時の和久井さんのまさに《ピュア》な演技は視聴者に感動を与えましたが、小野さんの演技もまったく負けてない。ドラマ内容も大げさすぎず、日常にある優しさと困難を自然に描いている。主人公たちの《優しい恋愛》を温かく見守る視聴者が多く、中には現在放送中の『真夏のシンデレラ』と比較して、『初恋、ざらり』のほうが《よっぽどキュンとできる》なんて感想もチラホラありますね」(前出のテレビ誌ライター)
小野と言えば、事務所の先輩に若手女優の演技派ナンバーワンともっぱらの伊藤沙莉(29)がいる。「演技の幅の広さでも小野さんは伊藤さんの後に続いていくでしょう」(芸能プロダクション関係者)なんて声も。深夜放送なのがつくづくもったいない。