橋本環奈&永野芽郁の「オヤジ」ぶりが話題 人気女優に求められる自己肯定感の高さ

公開日: 更新日:

 ひと昔前は、仮に自己肯定感が高くても、それをさらけ出す女優はそう多くはなかった。上白石萌音(26)などは、Yahoo!ニュースの特集インタビューで「容姿のことや表現力のことで、嫌なことを言われたりしますけど、そういう声にはすごく共感します。だって、わかるから」と述べ、自己肯定感が低いことを明かしている。香里奈(39)も23年1月6日放送の「A-Studio+」(TBS系)で「何年たってもどうしようって思うし、なんで自分なんだろうとか。自分の自己肯定感が低いので。なんで自分なんかがここに座ってるんだろう、なんでドラマ出てるんだろうって」と述べるなど、自己肯定感の低さを吐露していた。

 一方、自己肯定感の高さを示す橋本と永野は、バイドゥ株式会社が22年7月~8月の期間に実施した「Z世代が好きなZ世代女優ランキング」で2位(橋本)と3位(永野)にランクインしている。Z世代から支持を得ているのは間違いなさそうだ。

「Z世代は承認欲求が強く、自己表現を重視する傾向があるという調査があります。その一方で、SNSの“いいね文化”の中で育ってきたため、炎上を怖がり、上には上が当たり前にいるというのがわかりやすい環境に身を置いてきたので、実は自己肯定感が低めだとも言われています。だからこそありのままの姿で『自分のことが好き』といえる橋本環奈さんのような女優に憧れを抱くという若者が増えているのかもしれません」(広告代理店関係者)

 自分を肯定しながら生きる姿から生まれる安心感が、橋本や永野のように出演作の絶えない安定した人気に繋がっているのかもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  2. 2

    江藤拓農水相が石破政権の最初の更迭大臣に?「隅々まで読んだ」はずの食糧法めぐり“逆ギレ誤答弁”連発

  3. 3

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  4. 4

    吉幾三(5)「お前のせいで俺と新沼謙治の仕事が減った」

  5. 5

    みのもんたさんが自身のスキャンダルで見せた“類まれな対応力”…明石家さんま、石田純一との共通点

  1. 6

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 7

    大阪・関西万博もう間に合わず? 工事未完を「逆転の発想」で楽しむ方法…識者が皮肉たっぷり提唱

  3. 8

    日本代表FW古橋亨梧の新天地は仏1部レンヌに!それでも森保ジャパン復帰が絶望的なワケ

  4. 9

    維新は予算案賛成で万々歳のはずが…ゴタゴタ続きで崩壊へ秒読み 衆院通過の自民はニンマリ?

  5. 10

    松坂桃李「御上先生」第7話2ケタでV字回復へ 詩森ろばの“考えさせる脚本・演出”はTBS日曜劇場からの挑戦状