20歳で芸能界引退 “伝説”フラワー・メグさんは離婚後に復帰
いかにも絶大な人気を誇ったメグさんらしい“レジェンド”だ。
東京・目黒生まれのメグさんは高校卒業後、吉祥寺のジャズ喫茶「MEG」のウエートレスに。そこで知り合った前衛舞踏家の石井満隆に弟子入りし、ショーダンサーとして黒川紀章設計の赤坂のクラブ「スペース・カプセル」で踊るようになった。
「寺山修司さんや唐十郎さん、谷川俊太郎さんなどがクラブ運営に協力し、石原慎太郎さん、横尾忠則さんなんかが出入りされてた。ホステスは全員シースルー。ダンサー兼任だったワタシはトップレスにパンティー1枚でエロチックなショーに出てました」
その評判を聞きつけた平凡パンチの編集者がまだ若手だった写真家・長友健二に撮影を依頼。メグさんの妖艶なカラーグラビアはたちまち人気沸騰し、深夜番組「23時ショー」の初代カバーガールに抜擢された。
「でも、パンティーにニップレス姿で出演したところ、PTAや婦人団体からテレビ局に抗議の電話が殺到しちゃって。結局、4回くらいで降ろされました。ワタシ、日本のテレビに初めて上半身ハダカで出たオンナ、ってことになってるようです。ニップレスで乳首はちゃんと隠してたのに、ハハハ」