重盛さと美も小島慶子も…「モノ言うべき時代」到来 「言わなきゃ叩かれ放題」ネット無法荒廃の殺伐
■「いじめっていうか意地汚い」と重盛
「いじめっていうか意地汚い。私が見たら傷つくようなコメントをいっぱい書いている皆さんがひどいって気持ちと、だまされて人を攻撃していてかわいそうな気持ちがあるけど、いずれも(誹謗中傷に)加担して加害者になっている。(中略)生き方を考え直して」
フェイクニュースの問題は今にはじまったことじゃない。しかし、兵庫県知事をめぐる告発文書問題で調査を担う県議会の百条委員会委員だった元県議会議員(50)の自殺はネットを中心とした誹謗中傷、デマ、フェイクニュースの標的とされ、苦しんでいたとされる。それを先導したとされる政治団体「NHKから国民を守る党」(N国党)の党首・立花孝志氏は発言を訂正し謝罪したが、後の祭りであった。
元乃木坂46でタレント山崎怜奈(27)が「みんな言ったもん勝ちになってきてる」とテレビで指摘した通り、きちんと否定していかなければフェイクニュースでもひとり歩きし、既成事実化しかねないという風潮が「モノ言う時代」の流れをつくりだしたようだ。