突然発症、誰にでも…大人の食物アレルギーはこんなに危険

公開日: 更新日:

「食物アレルギーに限らず、さまざまなアレルギー体質の原因になるのではないかとみられ、研究が進められています」

 ちなみに海外では、「環境に与える影響を懸念して」という理由で、トリクロサンなどの商品への使用の段階的停止を発表している大手製薬会社もある。

 子供の食物アレルギーは、成長にともない徐々に症状が軽くなり、消えてしまうことがほとんど。しかし、大人の食物アレルギーは、一度発症するとずっと付き合っていかなければならないケースが少なくない。

「発症前から気に病む必要は全くありませんが、かゆみや腫れ、下痢などのアレルギーを疑うような症状があれば、原因の食品を調べ、今後はそれを極力避けることです」

 アレルギー原因を探す方法は血液検査もあるが、一般的には不確実なので、皮膚検査を受けるべき。重症化すると、アナフィラキシーショックで死に至ることもある。早い対策が大事だ。

 

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ