突然発症、誰にでも…大人の食物アレルギーはこんなに危険

公開日: 更新日:

「食物アレルギーに限らず、さまざまなアレルギー体質の原因になるのではないかとみられ、研究が進められています」

 ちなみに海外では、「環境に与える影響を懸念して」という理由で、トリクロサンなどの商品への使用の段階的停止を発表している大手製薬会社もある。

 子供の食物アレルギーは、成長にともない徐々に症状が軽くなり、消えてしまうことがほとんど。しかし、大人の食物アレルギーは、一度発症するとずっと付き合っていかなければならないケースが少なくない。

「発症前から気に病む必要は全くありませんが、かゆみや腫れ、下痢などのアレルギーを疑うような症状があれば、原因の食品を調べ、今後はそれを極力避けることです」

 アレルギー原因を探す方法は血液検査もあるが、一般的には不確実なので、皮膚検査を受けるべき。重症化すると、アナフィラキシーショックで死に至ることもある。早い対策が大事だ。

 

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」