災害用にワンセグが注目されている理由は…ラジオ・テレビを販売する「A-Stage」に聞いた

公開日: 更新日:

 日本各地で地震が頻発し防災意識が高まる中、テレビが見られる防災ラジオに注目が集まっている。

 避難所や自宅避難で大切なのは、適切な情報を得ること。据え置きテレビは停電になると使えないし、パソコンも充電分しか作動しない。「スマホがあるからいいや」と思うかもしれないが、携帯電話は基地局からの電波が途絶えてしまうと役に立たなくなる。実際、東日本大震災では約2万9000の基地局がダメになった。

 そこで見直されているのがワンセグテレビというわけだ。

「ワンセグは地上デジタル放送のサービスの一つで、各テレビ放送所から送信される電波を受信しています。一方、携帯電話は、各通信事業者の基地局からの電波を受信しています」(NHK

■iPhoneには搭載なし

 つまり、電波塔が倒れでもしなければ電波はつながっている状態。ちなみに、ワンセグテレビはガラケーなど一部端末に搭載されているが、国内で圧倒的なシェアを持つiPhoneには搭載されていない。テレビを見るなら外部チューナーが必要になってくる。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち