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室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

政治家が裏金を良しとし脱税も簡単にできるって、これ以上の裏切りはあるだろうか。

公開日: 更新日:

新型コロナウイルスの感染が拡大した際、自民党は酒席に行っただけで3人に離党勧告を出している。今回の裏金問題で、自民党と政治に対する信頼を失墜させた罪は大変重い。何人衆なのかは分からないが、もしもサムライだったら、谷川弥一さんのように辞職するか、離党するか──。それでもはっきり言って足りないぐらいだ』(村上誠一郎・自由民主党衆議院議員)

 これは2月2日付の朝日新聞DIGITALの村上さんのインタビュー記事の冒頭の言葉だ。

 自民党において、いつもまっとうな発言をする村上さん。いや、本当に今回もそうだわ。

 日本の首相で、自民党の総裁の岸田さん、あなたはこの問題が露わになったときの総理だということに意味を見出して欲しい。あなたは自民党の総裁より重い、日本国首相でもある。きちんとしようよ。

 今回の裏金問題は、コロナ禍で酒席にいったよりも軽いことなのか?

 裏金問題こそ、議員辞職、当たり前の案件なのではなかろうか。これ以上、ないくらいの。

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