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室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

政治家が裏金を良しとし脱税も簡単にできるって、これ以上の裏切りはあるだろうか。

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 国会議員の大きな仕事は予算の配分の仕方を考えることだ。予算というのは、あたしたちの税金で成り立っている。

 あたしたちは国や自治体を支えるため、税金を納めている。それは厳しく、徴収されている。

 べつにそのことに疑問や不満はない。国や自治体がうまく運営されなければ、自分の生活もままならなくなってしまうし、弱っている仲間も救えない。ただし、税金の徴収は公平に行われ、適切に使ってくれよと切に思う。

 あたしたちの代表である政治家が、裏金を良しとし脱税も簡単にできるって(していると思われる)、あたしたちにとって、これ以上の裏切りはあるだろうか。

 村上さんは、「政治の信頼の失墜は、取り戻すには大変な時間と労力がかかる」といい、春の補欠選挙の心配をされていた。が、春の補欠選挙で自民が大敗するという瑣末な問題ではないだろう。

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