“ゆ党”国民民主は焦り明らか…「103万円の壁」めぐり自公は塩対応のまま、予算案では立憲が揺さぶり
大慌てだ。
与野党幹部が出演した26日のNHK「日曜討論」で、自民党の佐藤正久幹事長代理が来年度予算案への対応について「修正する部分は修正したい」と発言。野党との協議に前向きで、予算案修正も辞さない姿勢を示した。
これに、国民民主党の榛葉賀津也幹事長が反応。予算案に賛成する前提として、かねて主張する「103万円の壁」の178万円への引き上げを求めた。自公との3党幹事長合意に触れ「自公がやる気なのかを国民は見ている。直ちに税制調査会長同士の議論を進めるべき」と発言した。「明らかに焦っていますね」と言うのは、ある永田町関係者だ。
「自公と国民民主は、昨年12月に『178万円を目指す』との幹事長合意を交わしたものの、議論は停滞。今月22日の協議では対応を求めた国民民主に、与党は『持ち帰る』と塩対応で、肝心の宮沢洋一税調会長も不在だった。自公は、国民民主にそっけない態度をとる一方、維新に急接近している。国民民主はハシゴを外されかねない状況です」(永田町関係者)
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