マー君メジャー移籍交渉 本人よりもイチローがやきもき?
田中のメジャー移籍とリンクしそうなのがイチロー(40=ヤンキース)の去就だ。
日刊ゲンダイ本紙はイチローの放出情報をどこよりも早くキャッチ。オフの補強でヤンキースの外野手が飽和状態になること、田中を獲得した場合、イチローの存在がプラスにならないのではないかとフロントが危惧していることをその根拠に挙げた。イチローは若手の面倒見が良い方ではないし、田中が実績あるベテランに気を使って神経をすり減らすことになりかねないからだ。
実際、強打の外野手を2人獲得して、イチローはいまや構想外。これで田中獲得ならフロントの不安は増幅、イチロー放出はいよいよ加速する。
田中の交渉過程や移籍先に関して、イチローは本人以上に気をもんでいるかもしれない。
■「札付き球団」の悪巧み
ニューヨークメディアの間で、ヤンキースの対抗馬として有力視されているのは、ライバルのレッドソックスでもドジャースでもマリナーズでもない。映画「マネーボール」で有名になった渋チン球団、総年俸が30球団中27位のアスレチックスだ。