ザック日本の「攻撃的スタイル」に専門家が「絵空事」と警鐘

公開日: 更新日:

 ザッケローニは、今回の代表選考で「守備的MFを5人にするか、それともFWの枚数を多くするか、迷った」と話している。守備のスペシャリスト細貝が23選手から外れて予備登録選手に。サプライズでFW大久保が代表入りした。この細貝を予備登録のままにすると「日本代表の致命傷になりかねない」とは前出の鈴木氏だ。

「細貝は今季リーグで強豪のバイエルン・ミュンヘン、ドルトムント、シャルケの強力FWと対峙してもフィジカル、技術でヒケをとらず、互角以上の戦いを繰り広げて評価を高めました。DFラインの前で細貝が相手攻撃のキーマンを潰してくれたら吉田、今野のCBの負担もかなり軽減されます。どうしてザッケローニは細貝を選ばなかったのか、理解に苦しみますね」

 日本代表は昨年6月のコンフェデ杯3試合(ブラジル、イタリア、メキシコ)と8月のウルグアイ戦で計13失点。引き分けることも出来なかった。「ザック・ジャパン」がブラジルで二の舞いを演じる可能性は大きいのである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    いとうあさこだけでない「育ちの良さ」が隠せない50代女芸人…“実家が太い”“隠れ高学歴”の強者も

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    ドジャース大谷の3年連続本塁打王に超強力ライバル…ベテラン2人が「新規大型契約」狙い目の色変える

  4. 4

    松本潤はやっぱり“持っている男”だった! 主演の7月期TBS日曜劇場はヒットの条件が勢揃い、「どうする家康」の汚名返上へ

  5. 5

    いとうあさこ「過去の不倫」告白もダメージゼロ! 本物の“お嬢様”が持つ愛され要素

  1. 6

    阪神藤川采配の奇々怪々…「佐藤輝明を三塁に固定、ヘルナンデスを外野で使うのが普通やろ」

  2. 7

    【スクープ!】元横綱白鵬が相撲協会に「退職届」を突きつけていた! あまりの自己チューぶりに「洗脳説」まで浮上

  3. 8

    備蓄米で不当に儲けている? ネットにあふれる「コメ高騰は卸売業者が元凶」ウワサの真偽

  4. 9

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  5. 10

    国民民主党ブームはジ・エンドか…玉木雄一郎代表「備蓄米は動物の餌」発言に批判殺到