細貝、豊田が“サプライズ落選” W杯代表選出の魑魅魍魎
6月12日に開幕するW杯ブラジル大会に出場する日本代表メンバー23人が12日午後2時、都内ホテルで発表された。
主力メンバーは海外組から、FW岡崎、MF本田、香川、DF長友、GK川島が選出。故障が懸念されたDF吉田、内田、ザッケローニ監督が大きな信頼を寄せるMF長谷部らも順当に選ばれた。国内組からはベテランのMF遠藤、DF今野、若手のFW柿谷らとともに、10日のJリーグ鹿島戦で2点を挙げ、得点ランクで日本人トップの8ゴールを奪いアピールしていたFW大久保もメンバー入りした。
一方、意外だったのは、ボランチのバックアップとしてこれまで招集されてきたMF細貝萌(27=ヘルタ・ベルリン)の落選だ。
ザッケローニ監督は「選考はクオリティー、才能、チームの和、戦術の理解力を重視した。加えて複数ポジションができるユーティリティーさも材料とした。最も悩んだのはボランチを1枚増やすかどうかだった」と語ったが、細貝は割りを食ってしまった。
Jリーグで今季7得点と好調のFW豊田陽平(29=鳥栖)、昨年10月の欧州遠征までは名前を連ねていたFWハーフナー・マイク(26=フィテッセ)らの落選も驚きだ。